やはり全体的に駆け足過ぎました。一部の割愛されたキャラクターや名前のみ登場のキャラクターというのも淋しい気が致します。最後は丸くおさまるラストでしたが‥ゲームと比べるといまいちな感じがして残念です。キャストも声が変わられた方は良い方もおられれば、変えて欲しくなかった方も‥個人的には天祥君はゲーム版の声の方を起用して頂きたかったです
ミニマムな内容だった前巻に比べて今回は情報量の多さ、っていうか説明台詞の多さに頭がグルングルンする。
でも神山さんのせい(おかげ)で賑やか。
さて、第3巻いつになりますかね…
観終わって最初に感じたのは、モーションキャプチャーを基に3DCGアニメで製作した意義が解り難かった事。リアル&オーバーアクションの動きをアニメに変換すると違和感が在る典型。……とは云え、全て実写版で作れば、更に賛否両論が起きるかも……。内容自体は良いだけに、残念でなりません。私と同様、出演声優の中にお気に入りの方が居られるのならば、在る程度は楽しめます。
「アンチ・モーションキャプチャー宣言ぱーと・つぅー」 「アップルシード」に続いての宣言。やだやだ、なんでこうもモーション・キャプチャー作品が出てくんのかなぁ。なんでモーション・キャプチャーじゃなきゃいけないの?だいたいどこがいいわけ?これで新しい表現ができるとも思えないし、費用が安いの?とにかくこれじゃあ、実写ドラマにアニメキャラを当てはめただけで、より演出的に限られたものしかできないじゃない。そんなのわざわざやる意味あるの?アニメではアニメ独特の画の動き、偽物を本物より本物に見せるっていう、すんばらしい技術が日本のアニメのおっきな売りでないの?これって日本アニメの自己否定じゃない。モーション・キャプチャーにアニメ絵はっつけるだけなら、日本でなくてもできる。いい俳優がいれば、キャラクターが動き演技するっていう部分では事足りちゃうんだからさ。あとはもう技術的なハードの部分の問題になっちゃうんじゃないかな。見てる側の意表をつく表現てもんがなくなっちゃうんじゃないかと心配。もしそれがなくなったら日本のアニメは終わりだと思うよ。 でも、この作品は物語としてはいい。だからより一層、アニメーターの手を経た形で見たかったんだけど、それはそれとして、一話完結のなかなかひねったストーリーの中にちょっとした情報社会の恐ろしさを入れ込んだ、都市伝説系ホラー作品。でもこれがいいのは、プライバシーも完全に暴かれかねないおっかないプラチェなんだけど、登場人物がそれなりに使いこなして、てきとーに楽しく暮らしているところ。これ系統の作品はやたらに危機感を煽って、情報社会に翻弄される人間ってな感じで描いちゃうもんだろうけど、この作品では使い手もどっこい、利用されるだけじゃ終わらない。非現実的なテクノロジーで現実的な生活を送る風景をお楽しみあれ。
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