たしかに「殺し屋」だとか「組織」なんて設定や単語が日本で飛び交うと
中二病丸出し感が嫌でも付きまとってしまう。
アクションも結構あっけない、銃撃戦もあるが奇を衒ってるような感想を抱きかねない。
だけど新井浩文というどちらかと言えば演技の幅が広くて「凄い」とは思うが
「カッコいい」と思う作品は中々思いつかない。
そんなどちらかと言うと演技派俳優からあのアナーキーな表情を引き出した成果は大いにあると思う。
そして随所にちりばめられる演出のアイディア(特に亡き父演じる永瀬正敏の幻覚と話すシーンも秀逸)、主人公の独白を
次のシーンでセリフに続けるオーバーラップな手法には舌を巻く。
両親の喪失から爆弾作りにとりつかれ凶行に走る少年と心を通わせるなど
大胆だが切実な展開で、それに伴う心を鷲掴みにする台詞がにくいです(「別に強くならなくていいんじゃね? お前はお前で」)。
少々ベタでもありますが飾らないムーディーで新しい解放感を持ち合わせたロードムービーに仕上がっています。
たしかに総合的に(黒幕の正体だったり)ちょっとバランスにかけた感は否めないが個性派俳優としての新井浩文の
新たな門出の一作として一見の価値は十分にあると思います。
PS やっぱりチバユウスケかっこいい・・・名前は知ってましたがこれ見てファンになりました。
とても、懐かしく、若い時に見たエロスと文芸性に、浸りました。
前から曲のタイトルがすごーく気になっていて、聴いてみたいと思っていました。
買って大正解!聴いたら情景が目に浮かびます。そして切ない。中毒になりそう。
近頃の内容の薄い歌詞ばっかのJ-POPの作詞者は見習ってほしいわ。
こういうバンドこそ紅白とかに出場してほしい。もっと売れてもいいバンドだと思います。
200作品(以上?)の映画の写真が
並んでいるので、
それを観ているだけでも壮観。
名前も知らない映画もあって
まだまだみなくちゃと思いました。
なんだろうこのCDと思いつつ購入。ドラマCDでした。千春ファンだった私も、ずっと昔に読んだ事のある「足寄より」の中からの抜粋からの内容でした。セリフに乗っかりながら曲が流れてくると、車を運転中でしたが、思わず涙がこぼれてしまいました。構成がいいからなのでしょうね。本当に、ドラマと曲が一体化し、千春の歌が、歌にこめられた思いがぐいぐいと心に突き刺さってくるような、そんなすばらしいCDです。〜旅立ち編〜とサブタイトルが付いていましたが、さらに続編も発売されるのでしょうか・・・。もし、続編が発売になったら、即、購入したいと思います。 千春ファンの皆様、是非聞いてみてください。絶対、お勧めです。
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