この号は、何と言っても、Cornell Dupree追悼特集です。
King Curtis, Aretha Franklin, Donny Hathaway etcのバックを支え、
自身のソロ作で、STUFFのメンバーとして、R&B, Soul, Fusionと幅広いジャンルで活躍されてきたギタリストです。
参加作品は、2,500枚以上!
この追悼特集では。。。
・ Cornell Dupreeのバイオグラフィー
・ 3本のギター (Fender Telecaster, Yamaha Dupree Jam, Yamaha Pacifica)、
・ 技術者の証言 (Yamaha Pacificaシグネイチャーモデル開発者の方)
・ David T. Walker & Chuck Raineyインタビュー (Cornellの印象について、Marlena Shaw来日時のインタビュー)
・ SAMBOMASTER 山口氏インタビュー (Cornellの魅力について & オススメCD・5タイトル)
・ Cornell Dupree語録 (過去インタビューからピックアップ)
・ ディスクガイド (名盤18タイトル・厳選100タイトル)
・ Cornell Dupree奏法分析
。。。と、合計18ページもあります。
プラス、STUFF "How Long Will It Last"のスコアも掲載。
とてもリスペクトが感じられる追悼特集でした。
また、個人的には、Nile Rodgersの来日時インタビューが、面白かったです。
インタビュー自体は、2Pだけですが、
最初にカッティングを見せてくれたのはBernard Edwards(!?)とか、
Eric Clapton, Jeff Beck, Miles Davis etcとの昔話を、語ってくれます。
(日本公演については、ちょっとだけです。)
Cornell Dupreeにスポットを当ててくれた、Guitar magazineに、Thank You!です。
(天国では、やっぱり、Donny Hathawayとやってるんですかねぇ? 絶品Liveを)
現代におけるスーパープロデューサーであるナイルロジャース(シックの中心人物かつギタリスト) 一時はこの人物がいないとヒットレコードは生まれない状況にあった。例をあげればジェフベック/シスタースレッジ/マドンナ/デヴィッドボーイ/ミックジャガーそのほか多数いて書ききれない。 ねこも杓子もナイルのファンクサウンドに依存していた時期が確実にあったのだ。ヒット製造機としてのナイルはブランドとして君臨していたのだ。その存在感はひときわ輝いていた。 このアルバムは彼を日本が招聘すると言う形でコンサートをやったのだが、それに合わせてナイルがかかわったプロジェクト/シンガー/バンドなどをもう一度録音しなおしたという形のもの。 しっかしめんどうくさかっただろうね。ナイルとしてはシックは一度すべてやりつくして、完全に飽和点に行ってしまっていたのだから。 だから再結成されたシックもなぜか全盛期の輝きは失われていた。タワーオブパワー/アヴェレージホワイトバンドとて同じなのである。バンドのマックスを越えるのははんぱなことではないのだ。 これはディスコと言うジャンルに=ナイルロジャースブランドという大企業を打ち立てたひとりの才能ある黒人音楽家の軌跡をたどるという意味ではかなりの意味を持つのだ。 しっかし、ナイルはヴォーカルものを引き立てるバックトラックの作り方がうまいね。いま聴いても新鮮です。これは十分踊れます。 70年代ディスコファンに特におすすめします。 7)He's the greatest dancer がおすすめであります。いなせなディスコナンバーなのであります。
あのスタイルカウンシルの演奏に全神経を集中しかけた途端、スタジオの南こうせつらの盛り上がらないトークに強引に切り替えたテレビ局の頭の悪さに失望した学生時代、その雪辱を20年ぶりに果たせそうです(涙)。 でも『Let It Be』でボーカルマイクが入ってなかったポールの歌声を、今年録り直したって本当?
TMの楽曲をボーカルトラックのみオリジナルで、海外の有名プロデュサー達がサウンドを再構築しています。今で言うリミックスアルバムですが、当時はリミックスという概念や言葉すら一般の音楽ファンには知られておらず、リプロダクションアルバムと銘打っていました。どの曲もTMのオリジナル楽曲の雰囲気を壊すことなく、よりゴージャスなサウンドになっており、聴き応えは満点。リリース時の89年当時で売れ線アーティストがこのようなリミックスアルバムをリリースしたのはTMくらいであり、評論家のなかには手抜きアルバムなどと評したものもいたようだが、2000年以降のリミックスアルバムがごく一般的となった今では、逆に小室氏の先見性が証明されていたと言えるでしょう。特に「GET WILD89」は後の小室氏のユーロダンス路線の布石とも言えるサウンドで、オリジナルを凌ぐ出来だと思う。
最高にかっこいいですよ。ロジャースのカッテング、会場湧き湧きです!
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