この小説版と映画版のThe sixth senseとの最大の違いは、主人公コールに、同じ学校に通う友人がいることです。 コールは、この友人とともに時を過ごし、同じ感情を抱きます。 そして、もう一人の友人が現れました。 その友人の登場が、この物語をおもしろくしているのではないでしょうか。
何の前知識もなく、深夜に半分寝ぼけ眼でDVD(英語音声)を見ました。エンドタイトルが出ても「オチ」がわからず、あわてて音声を日本語に切替え、後の数チャプターを見直して、やっと理解できました。
翌日、昼間に見直したのですが、「オチ」に至るまでの「伏線」の張り方は見事です。主人公がカウンセラーする少年の母親と向かい合うところ、結婚記念日でのレストランでの様子、地下室への階段の鍵が掛かっているところ等、作り手は「これでもか、これでもか」と「手の内」を見せているのですが、観客は主人公と少年のやりとりばかりに気をとられているので、気がつかない。
でも、この映画の本当の値打ちは「オチ」ではありません。人と人とのつながり、本作では母と子、夫と妻、の絆がどれほど大切か、本当に理解し合うのがどれほど難しいかというところをキチッと描いたところです。
万一「オチ」がわからなくても、すばらしい映画であることにかわりはありません。 むろん「全ての謎が解き明かされた時」、感動はより大きくなるでしょう。
脚本が良いし、謎解きの部分の着想やアイデアがすばらしい。なんだかんだとCGや理屈を並べ立てるより、やはり映画は最終的には脚本でしょう。ぞくっとする感動が得られます。 もちろんブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントの演技も脚本の良さをきわだたせている。 こんな映画、久しぶりだなあ。
映画も見てDVDも持ってるのにパンフレットだけ持っていなかったので今回買いました! パンフレットを見てまたDVDを見て、、、何回見てもいい映画だと思います!
映画ではわかりにくかった感情表現が事細かに書かれているので、 映画を見てよく意味がわからなかったという人は小説を読むのも いいかなと思います。面白いですよ。普通に。 ただ翻訳なんで、文章的に読みにくいところも多々あるのは事実です。
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