これを読んで、なぜ劣化ウラン弾は核兵器として認定されないのだろうかと疑問に思った。私はK外務大臣に、「自衛隊が劣化ウランに汚染されるだろう。どうするの?」と質問したことがある。彼女の返答は「害はない」との認識だった。 しかし、サマワに駐留していた米軍兵士が体調不良を訴え、尿から劣化ウランが検出された。彼らの内のある者は癌に、彼らの子供は奇形児として生まれてくるだろう。この事実をヒラリーが追及しており、アメリカでは話題になっている。 K外務大臣は、自衛隊員が癌になり、奇形児が生まれても、「害はない」と嘘を吐き続けるのか。 そもそも、この漫画に描かれるようなイラクの人々の苦しみを無視して、黙殺してきた怪物の正体は「レイシズム(人種主義)」である。日本人にはレイシズムが強くある。 それがこの本に対する「反応」に現れているのは自明であろう。 追記 思ったとおりの反応ですね。おもしろいです。どうです?否認するなら劣化ウラン弾の粉塵をご自身で吸われてみたらどうですか?スーパー・サイズ・ミーみたいに、ご自身の体で、試してみてくださいよ。お願いします。それができないなら、かなり笑えますね。
『チェルノブイリの少年たち』(原作:広瀬隆)、『尾瀬に死す』(原作:平野長靖)のコミック化。
各作品前後編の計4話と、それぞれの後書きから構成。タイトル作初出は1991年、週刊少年マガジンで2週にわたり掲載。
旧ソビエト連邦下での未曾有の放射能事故の顛末、一方の『尾瀬に死す』は、今では環境保全が定着した尾瀬湿原の
そこに至るまでの知られざる壮絶な過去、それぞれを当事者とその家族に視点をあて描いてます。
ともに自然界のバランスを無視した人類の独善が生んだ悲劇の記録です。
決して遠い遠い昔の他人事ではない、人類が地上に生息し続けるかぎり心にとどめ忘れてはならないもの。
この作品に込められた先達のメッセージは、つい目の前の利便・快楽の享受に安穏とする我々への警鐘です。
(僕と同じく)当時マガジンで読んで衝撃受けた方、これでもう一度読めますよ。
十数年前にこれ読んで以来、僕はクルマで片道30分以内の距離ならよほどの事がないかぎり自転車で行くようになりました。
登場人物 ●片瀬遼(12歳中学1年生、主人公) ●宏斗(遼の幼なじみ、眼鏡、13歳、私立の進学校に通う、通称「ヒロ君」) ●幸雄(12歳中学1年生、食いしん坊、帽子)
●沢田(ディレクター、アゴヒゲ) ●中野(カメラマン、食い意地を張っている、肥満体型) ●野田(足をくじく、婚約者がいる、近藤とは親友) ●近藤(アゴヒゲ、野田とは親友) ●井上(ベテランのカメラマン、傲慢、不遜、冷静、オールバックの長髪) ●福田(パンチパーマ、臆病者) ●高木(短髪、ロッククライミングの経験あり) ●グラサン&帽子(1巻の時点で名前出ず) ●リーゼント&ストライプの服(同上) ●ジャケット(同上) ●真っ黒の服(同上) ●目に隈がある目立たないオジサン(同上)
●冒頭に羆に襲われる4人 ●羆(影の主人公) ●?(まさかの隠れキャラ)
感想 ●面白かった ●まさかの高木(叫んでしまった)
原作は日本で最初に盲導犬「チャンピイ」を訓練された塩屋賢一さんの同名著書。想像以上の苦労を経験しながら、「視覚障害者の自立に役に立てたい」という情熱と犬に対する愛情をもってたちむかった塩屋の奮闘に心うたれます。漫画版プロジェクトXといった感じです。こちらの方が大分前のものですが。。
ふだんの生活だって自分が行ってしまったことや自分の悪意を認めたくなくて封印してしまうことってしょっちゅうあるのに、人を殺した行為と、自分の中に潜んでた殺意を認めたネルソンさんの姿に、胸を突かれる思いがしました。この姿を見るだけで、戦争や正義とか理由なんか関係なくて、人を殺しあうことを認めてはいけないと思いました。
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