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現在の物質的に恵まれた人々がロビンソン一家のような境遇に置かれたとしたら、果たしてこの一家が「生」のために駆使した技術を実際に用いることができるであろうか。例えば、木登り、舟作り、農作業、狩り、火おこしそして家族の励ましあいなどである。現在農作業や狩りなどの仕事は分業によって行われている。したがって皆ができるとは限らない。そして日本を例に上げれば、児童虐待や家族間の会話の「非存在」など家族の連帯は揺れ動いている。 むしろ現在において物質的に満足している人々からすればロビンソン一家のサバイバル生活は非現実に見えるかもしれない。もしくは理想の家族だと見ているかもしれない。また『フローネ』はファンタジー小説であると言う人も中にはいるかもしれない。 日本などの国は科学技術の力で「より良い」生活を送れるようになった。その生活は自然とは隔絶したものである。例えば、道路はコンクリートで舗装され、山が削られてそこに家が建つなどである。この種の生活をする人々は自然との接触が少ない。そのため自然を認識することがあまりない。けれども人間はもともと自然の中で暮らしてきた。人間は自然の一部ではなかったか。そして自分たちが必要なものだけその自然の中から手に入れてきたのではなかったか。人間は自然と戦いながら、それを尊敬してきたのではなかったか。このように人間は自然とバランスよく付き合ってきたのではなかったか。 『フローネ』は、現在俗に「先進国」と呼ばれる世界に住む人々に人間と自然の関係を再考させてくれる。そして『フローネ』は「家族」の連帯ないし他者との連帯の大切さと美しさを語りかけている。
新しく島の住人となった船乗りのモートンさんと乗組員の少年タムタム。タムタムはロビンソン一家にすっかり打ち解けたが、気難しくて頑固なモートンさんはロビンソン夫妻にもそっぽを向くばかり。ところが、ある日タムタムから借りたブーメランで遊んでいたフローネとジャックは、ブーメランを高いヤシの木にひっかからせてしまう。タムタムの真似をして木に登ったフローネは、ヤシの木から降りられなくなった。そこを通りかかったのは、モートンさんだった。・・・ お酒や葉巻を吸い、仲良くなろうと懸命のロビンソン夫妻をつっぱねるモートンさんですが、この人がなかなか魅力あるキャラクターです。プロの船乗りだけあって島の状況を把握したり、タムタムに負けず劣らず島での生活の技に長けていたり、声は『サザエさん』の波平さんでおなじみの永井一郎さんで、偏屈だけど機知に富んだ船乗りを見事に演じていらっしゃいます。
「ふしぎな島のフローネ」のTVシリーズは、ビデオソフト化時に再放送に使用されていた
16mmポジフィルムからテレシネ(VTRに変換)されています。
その為、他の名作劇場シリーズと異なる点は、現在のガイドラインに合っていないセリフ
や再放送で不要な映像などを元からカットされているフィルムを使っていました。
画質は思ったほど悪くはないのですが、12月放送分になると来年の作品の新番組予告
などが収録されているのですが、次回作「南の虹のルーシー」の予告はカットされてい
ます。購入の際は気をつけてお買い求め下さい。 35mmネガフィルム、35mm音声ネガ
には、ノーカットで映像は残っていますのでHD化する際は、完全版でソフト化して
欲しいと思います。
LOSTが好きな人にもお勧めできるものだと思います。
何というか、無人島での生活というか、極限状態におかれた人間の本性を探るというか、個性の大切さというか、人間が何故不平等で何故それが必要なねかが見えてくる作品だと思います。
子どもは勿論ですが、大人も120%楽しめるものだと思います。お勧めです。
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