早稲田大学競走部のおいしい寮めしめし友モバイル

早稲田大学競走部のおいしい寮めし

体育会系息子が野菜を嫌がるので、説教の説得力を増そうと手に取り、気に入って買いました。
料理の内容に好感をもって、個人的には安心しました。
特殊な食事メニューだったら参考に出来ないし、美味しく食べてくれなかったらアウトですし。
つまり、結構普通のオカズ、普通の材料でできるメニューが整理されて載っているのです。
先週うちで食べたオカズが何箇所かに載るような感じなので、何やらとても肯定されたようで嬉しくなるのです。
アスリートな人と、一般の大人（６００キロカロリー）の盛り付けの違いが写真で比べられるページもあり、参考になります。自分が食べすぎていたのに気付けました・・・。
料理月刊誌のように、食材インデックスで単品メニューを探せます。食材を買いに走るのではなく冷蔵庫と相談可能ということです。
栄養の話にもだいぶページが割かれています。学生さんのコメントもあり、微笑ましいです。学校の話もサラリとあります。これらが本の四分の一程度です。
メニューは基本的なのがほとんどで、家で料理して暮らしている人ならば、だいたい写真を見たら作り方や味付けが想像できるのではないかと思います。良く見かけるから、そんなに品数も多いと思えません。しかし、日常に食べて暮らすにはそれで十分かと！凝りまくった料理やごちそうは、他の本にいくらでも載ってますね。それらを参考に色々なごちそうなどをちょくちょく試したあと、月に３回同じのが出ても満足なメニューが生き残るとしたら、この本のオカズかそれに似たもの・・・すなわち定番メニューという訳です。
料理する者として、体育会系中高生の体をちゃんと作っていくために、背伸びせず前向きになれるいい本です。晩御飯のメニューに悩んだら即参考にしようと思います。