鉄拳と言えば、派手な技と個性的なキャラクターが売りの格闘ゲームですが、それを現実世界に落とすとこんな感じ。 技の派手さが現実世界に貶められているのが物足りなさを感じてしまいます。格闘はそれなりに良かったとは思いますが、もう少しエフェクトを加えても良かったかと。 ゲームの世界観を、現実世界に落としすぎなんだと。 しかも、企業に支配された世界と言う部分が、必要以上に強調されていてコミカルに移ってしまいます。 ただ、各キャラクターは結構いい感じの配役だったと思います……まあ、カズヤと平八はどうかと思いますが(笑) 仁はイメージにあってたので、それが救いかな。 TEKKEN -鉄拳- [Blu-ray] 関連情報
格闘ゲームの映画化は、ことごとく失敗?続きですが、今回はたぶんマシな方です。舞台となる日本は、お約束なアジアンテイスト満載。使用している日本語も違和感があり、剣道の面などアディダスCMの影響?と思うほどに多用。まず主人公の出生の秘密や、恋愛感覚など、ゲームとは違って、かなり「特殊」でした。また平八、吉光、エディはマッチ感が良かったが、それ以外は顔が似ていないキャラも。衣装などで「ああ」と分かる始末。少し期待してたクマ、ロジャー、レックスなどは出ませんが、なぜか比較的に新しいミゲル、ドラグノフが出演してます。総じて、「The Legend of Chun-Li」や「DRAGONBALL EVOLUTION」よりは楽しめましたが、原作を追いながら見てしまうと突っ込みどころが多く、本気で見ると何も残らない映画でした。ただし、ゲームの鉄拳事態が、結構、好き勝手な設定でもあるので、その、ギャップを楽しんだり、別物として見るには少しは価値はあるかも。 TEKKEN -鉄拳- [DVD] 関連情報