鈴木光司 商品

鈴木光司 リング (角川ホラー文庫)

 なぜ死んだのかという謎解きよりは、1週間という限られた時間の中で、生き延びるための手段を見つけ出さなければならないという緊迫感が読者に言い知れぬ緊張を与えます。それを楽しむべき作品でしょうか。 リング (角川ホラー文庫) 関連情報

鈴木光司 樹海

タイトルから死(自殺)を巡る短編集かと思いましたが、趣きが少し違いました。樹海へのかかわりは各話ごとに濃淡がありますが、基本的に樹海そのものではなく、人々の人生に焦点があてられています。各物語は主流傍流を問わず結びついていますが、ミステリー・サスペンス色は薄く、そこを期待する読者には向かないかと思います。テーマは重く全体的に暗いトーンですが、各話とも内容、文章も濃密で、完成された小説なのではないかと思います。 樹海 関連情報

鈴木光司 リング~最終章~(1) [VHS]

フジテレビの木曜劇場にて、99年の冬ドラとして放送された作品。映画版と違ってホラー要素は少なく、サスペンス的な要素の方が目立っていると思います。死体が映し出される時の演出などは安っぽくて少し笑ってしまいますね。でも主演の柳葉敏郎の演技はいいし、まだ若々しい長瀬智也が演じる高山竜司(映画で真田広之が演じていたことを考えると、少し違和感を覚えますが)も怪しさタップリでいい感じ。そして何より、続きが気になる作りになっているのが大きいですね。ビデオの中古価格も安いので、興味のある方は見ても損はないと思います。 リング~最終章~(1) [VHS] 関連情報

鈴木光司 楽園~加羽沢美濃+鈴木光司

加羽沢さんが作る曲はメロディが美しく、やさしさを感じさせる女性らしい曲も多いと思うのですが、このアルバムは小説のストーリーに基づいて作られていることもあり、美しさの他にも雄大さ、荘厳さ、悲壮さ等々様々なイメージが曲から感じられ、とても刺激的です。私のお気に入りは1,2,4,9,15曲目です。中でも4曲目は加羽沢さんらしい、キラキラ輝いている曲で、本当に綺麗。ラピスラズリをガラスの上に散りばめたようなイメージの曲だそうです。まさにそんな感じ!ひとつひとつの曲がテーマに沿っているので、曲を聴いているとその場景が本当に目に浮かんでくるようです。15曲目の「エピローグ・ベリンジア」から感じられる壮大なスケールからは、そのまま加羽沢さんの作曲家としての大きさも感じられ、また、音楽は国境を越えるってこういうことなのか…と思わずにはいられない。このアルバムをサントラにした「楽園」の映画やドラマが作られれば素敵なのに…と思います。鈴木氏の小説の壮大なストーリーも見事ですが、このアルバムもそれに負けず劣らず、素晴らしい仕上がりになっているのではないかと思います。 楽園~加羽沢美濃+鈴木光司 関連情報

鈴木光司 re-fly

毎日頑張ってるのになかなか思い通りにならない人生を送っている30代以上の人に聞いて欲しいです。この曲の本当の深さはたぶん20代ではわかりません。 re-fly 関連情報




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