浦島太郎 商品

浦島太郎 浦島太郎の日本史 (歴史文化ライブラリー)

皆様が知っている「浦島太郎」はどのようなストーリーだろうか?恐らく大半の方が同じ内容を語るであろうし、無論、私もその一人だと思う。だが、もしかしたら地方に依って、或いは世代に依って、少し違う話を聞いた事がある…という方もいるかもしれない。誰もが「自分が知っている浦島太郎こそ全て」と信じているであろうが、実は意外にも他の話が存在するらしい…そんな切っ掛けを基に現在書店に並んでいる絵本を紐解く事から始まる本書は、浦島伝説の発祥まで遡り、時代に伴う変化、そして統一された御伽噺として安定するまでを実によく調査して語ってくれる。浦島太郎が歴史上に登場するのはどうやら奈良時代であるらしい。明らかに浦島伝説の原型が『日本書紀』『万葉集』等に見出せるとして、改めてその歴史の古さには驚かされた。いや、浦島伝説が古代には既に存在し、あらゆるヴァージョンが一つの話へと凝縮されたという経緯については他書でも読んだ事があるので漠然と知ってはいたが、本書ではより詳しく、その変貌の過程を事細かに調査した上で時代を追って丁寧に解説してくれるので非常に解り易い。取り分け、古代の浦島伝説には神仙思想の影響が色濃くみられる事、やがてその思想が影を潜めて中世には仏教的な要素がみられるようになる事等を鑑みると、浦島太郎が歩んだ道程はそっくりそのまま日本の歴史を反映しているように思える。その一方で、江戸時代に出現した「浦島太郎」のパロディは実に興味深かった。ちょっと滑稽な展開でありながらも教訓を粋に盛り込んでおり、更には伝説をこうした笑いの世界に変えてしまう所に江戸庶民の逞しさや陽気さを感じずにはいられず、妙に感心してしまったのである。亀、乙姫様、竜宮城に玉手箱…お馴染みのモチーフについても丁寧に解説。時折ユーモラスな表現で笑いを誘いながら展開して行く文章も味があって好感が持てるし、何よりも面白おかしく最後まで読めるので飽きが来ない。浦島伝説を楽しみながら知る事の出来る良書である。だが、単に「楽しい書物」というだけでは終わらないのが本書である。戦前、戦時中には「浦島太郎」ですら国の意向や教育方針に利用されて変化した事、更にはエピローグの中にある現代社会に対する問題提議は実に重い。今一度、「浦島太郎」を通して日本の歴史を見直そうという著者からのメッセージが最後に残されており、面白さと意義深さを兼ね備えた感慨深い書であった。 浦島太郎の日本史 (歴史文化ライブラリー) 関連情報

浦島太郎 むかしばなし 5 (うらしまたろう、ゆきおんな、おむすびころりん 日本語+英語) JAD-1005B K5B [DVD]

約20~30年前にテレビで見ていた゛昔話゛の内容と変わらないと思って注文しましまたが、残念なことにガッツリ退治したり仇(かたき)をとったりというのがなくなんか拍子抜けしました。なんでもかんでも仲良ければいい。というのはどうかと思います。『悪いものは悪い。良いものは良い』ということをこの幼児期のうちに、しっかりした教えていかないと考えのしっかりした大人にならないと思います。この商品は英語も切り替えられるので一応見せますが内容は、図書館で昔からある本を読み聞かせすることにします。なので、星3にしました。 むかしばなし 5 (うらしまたろう、ゆきおんな、おむすびころりん 日本語+英語) JAD-1005B K5B [DVD] 関連情報

浦島太郎 うらしまたろう (いわさきちひろの絵本)

4歳の子供に読み聞かせしています。セリフの言い回しが気に入って しばらく乙姫様の口調で独り言を言っていました。いわさきちひろのこのシリーズを一通りそろえましたが とても絵がきれいで気に入っています。 うらしまたろう (いわさきちひろの絵本) 関連情報

浦島太郎 うらしまたろう (日本傑作絵本シリーズ)

思っていたより本がきれいでした。ありがとうございます。お話を覚えて子どもたちに語るストーリーテリングのテキストとして使わせていただこうと思います。時田史郎さんの再話を探していました。 うらしまたろう (日本傑作絵本シリーズ) 関連情報

浦島太郎 ’99 おゆうぎ会用CD6 「音楽劇 うらしまたろう」

私は「どうぞのいす」を使用したくて注文しました。3歳児で使用しました。とても可愛い音楽で、曲の印象はとてもイメージ通りでした。ただ、そのまま使用するには長かったので、短く編集して使用しました。私はとても満足しています。 ’99 おゆうぎ会用CD6 「音楽劇 うらしまたろう」 関連情報




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