6篇から成る連作集です。ぐうたらな占い師のおじさんは、実は名探偵!お客さんの話を聞き、そこから推理して問題を解決していきます。円滑に物事を進めるために登場するのが、お化けw勝手に作った妖怪とかが出てくるんですが、新しい妖怪の誕生とも言えるかもしれませんwきっとこうやって、妖怪は生まれて来るんだとw作者の温かい眼差しが文章の向こうに透けて見え、読後感が心地よいですvおすすめですv 占い師はお昼寝中 (創元推理文庫) 関連情報
占い師が探偵役で、その助手は巫女さん。でも、その探偵役のオジさんは、全然しゃっきりしていなくて、ぐうたらでいっつも寝ていて、かなりアヤシゲです。なにしろ、自称「霊感占い師」なのですから、それだけで怪しいというもの。なのに、6つの事件を出鱈目な妖怪の名前を挙げつつ、見事に解決します。 この本の魅力は、きっとそのアヤシゲなオジさんと、巫女役のしっかりものの姪の名コンビで事件を解決するところだと思います。 なかなか面白くて良いですよ。 占い師はお昼寝中 (創元クライム・クラブ) 関連情報