高柳昌行 商品

高柳昌行 汎音楽論集

孤高という言葉すべて死後に知った自分は、フリーに対する辛辣な批評が自分が知ってる世界が何なのかさえ考えさせられてします。時代時代に考えの変遷もわかり、貴重の資料、教材、理論書、なんといったらいいのか単なる寄せ集めたものではない深さを感じます。自分は、もっと考察しなければならないではないか 汎音楽論集 関連情報

高柳昌行 パルセーション PULSATION

【演奏雑感】《 一曲目 》高柳はジャケ写にあるように弓などで弦を擦った音が主体。あまりイフェクターを使っていないようだが、たまにリング・モジュレーターを使ったような音が出てきたりする。ピッキングする時には強いて言うならDerek Bailey に近い音を出している。富樫の方はHan Bennink で来るかというと、ああいう野人スタイルではなくて、極めて理知的。音数は多いが感情にまかせて無駄出ししている感じは無い。素晴らしい。ブラシを使いながら相手の様子を窺っている所などはゾクゾクする感じだ。《 二曲目 》高柳はノン・イフェクトな感じのギターで比較的普通に(*と言っても出てくるフレーズはフリーなものだが)ピッキングして始まるが、また弦を擦る方向の演奏に変わる。10分過ぎた後あたりから、ラジオか前もって用意されたテープか分からないが、英語の話し声にイフェクトをかけたものを流しつつ、軽めにイフェクトをかけたギターで演奏し始める。イフェクトされた声が出て来た時一瞬「何それ?」といった感じで息を呑む富樫の気配を感じられる。しかしすぐに対応する富樫。このあたりが本作の最大の聴き所であろう。互いに尊敬し合っている達人の武道家が、殺し合わない前提で手合わせをしている・・・そんな感じだ。録音も文句なし!【ジャケット】表は仲良しな感じの二人の写真、インナーには当日のライヴの二人の写真がある。ネクタイ着用でに臨んだ富樫のいかにもズージャマンな姿がいい感じ!ちなみに翌年の『デュオ・ライブ1984』もお勧め! パルセーション PULSATION 関連情報

高柳昌行 解体的交感

阿部薫、高柳昌行、夜長に一人で 反響のある部屋で ボリュームを上げて聴くと 当時の日本の空気がよみがえる。 企画発売者に感謝です。 解体的交感 関連情報




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