松山ケンイチ演じる義家が北星学園余市高校に編入し、波乱万丈の末、卒業し、教師となって母校に帰ってくるという話。それ自体は割合平凡な話だが、義家が編入後直ぐリンチに合い、仕返しをするがその報復に合ったため、けじめとして自らの両足10本の指の爪を剥ぎ相手方に差し出してすごむシーンは、圧巻。「根性」を目の当たりにさせられた。伴杏里演じる義家の同級生の西崎美紗緒が、学費や寮費を払えないため退学し義家と離れるシーンでは、西崎が二人で交わした約束を守ると告げそのまま分かれてしまい、最後まで二人のその後の関係は描かれていない。近年の映画や物語にありがちなハッピーエンドで締めくくっておらず、二人の胸中を視聴者が慮り、切なさで胸が締め付けられるが、そのまま物語を終わらせている点が特に良い。物語はストーリーで完結せず、観手の想像でいかようにも変化し、終わったり永遠に終わらなかったりするのが物語なのだと改めて感じさせられた、まれに観る良作。 不良少年(ヤンキー)の夢 [DVD] 関連情報
第6回大東文化大学ナイター競技会 女子3000m 4組 2015/09/20
1 木村芙有加( 大東文化大学・山形 ) 9:12.43 2 阿部有香里( しまむら・埼玉 ) 9:16.89 3 福内 櫻子( 大東文化大学・福岡 ) 9:18.73 4 新宅 ...
Loading...