タジ・マハール商品

ミュージック・ファー・ヤ

TSUTAYA中百舌鳥に置いてた200円。心地よいリゾート音楽のようであり、能天気なBGM のようでもある。ヴァンダイクパークスさんのdiscover America 1972とか、細野晴臣さんの泰安洋光1975のような感じ。ライクーダーがシリアスなリゾート音楽だとするとタージさんは、、、明るいリゾート音楽。つか、けっきょく、渡辺亨さんの1992ライナーが素晴らしすぎるので、一部引用しておこう。「タジは1967年ソロデビュー。以後徐々に音楽性の幅を広げてゆき、1974年のmo roots 以降は自分自身のルーツであるカリブ海の音楽を深く掘り下げ、カリブ海から南太平洋、果てはアフリカまでを視野におさめた汎黒人音楽を追求し続け、今日に至っている。」、、、見事すぎ。付け足すことなし。要は、カリビアントレビアンなアルバムである。北国の、自殺しかけてるシリアスマンには必要な音楽的錠剤である。ミュージック・ファー・ヤ関連情報

Taj Mahal

このアルバムの4曲目にSleepy John EstesのEverybody's Got To Change Sometimeが収録されているが、E.C.のMoney And Cigarettesに収録されている、同じくSleepy John EstesのEverybody Oughta Make A Changeは明らかにTajのこのversionを下敷きにしている。Rock SpiritのあるTaj versionはこの時代(1967)の気分を伝えてくれる素敵な演奏だ。こうして考えてみるとTaj一派が突き抜けようとして奮起していたBlues Musicの現代化は明らかにrock musicに大きな影響を与えていたんだと思う。この頃のTaj一派のsoundはLowell Georgeにも確実に引き継がれていたはずだ。(E.C.は時々Sleepy John Estesの曲を取り上げているので、この曲以外も是非聴いてみてそのアレンジを楽しんで欲しい。)Money & Cigarettes Taj Mahal 関連情報

Taj Mahal Indian Tea 490g　タージ・マハール・ティー