日本でドーンと売れた洋楽「シングル」(現在は商習慣の変化でシングルで洋楽を売ることはなくなったため、これほど洋楽のシングルが売れることは多分もうないでしょう)、「ビューティフル・サンデー」を収録した、ダニエル・ブーンの単独ベスト盤。意外にもアーティスト単独のCDは日本初です。(
ドイツやイギリスでは何枚かCDが出ている)
「ビューティフル・サンデー」のあまりの場外ホームランぶりに、他の曲があまりに印象が薄くなってしまっていますけど、ほかにも捨てておけない曲は多数あります。「ビューティフル・サンデー」とテレビ番組の挿入曲の座を争った「スカイダイバー」(3)なども聞いてみてください。個人的には来日時にロッテ歌のアルバムで歌った「スリーピー・ヘッド」(20)が非常に印象に残っており、収録CDを探していた(外国盤CDでも見当たらなかった)ので、ここに収録されたのでうれしく思っています。
次は「キャラバンII挿入歌集」のコンピレーションを是非出して欲しいと思います。マックス・バイグレイヴズの「さよならの夏」、ボビー・ヴィントン(ジョージ・ベイカーではないのが肝)の「パロマ・ブランカ」(これは田中星児の日本語版も含めて)、ダニエル・ジェラールの「バタフライ」、レターメンの「ワールド・ファンタジー」…… 懐かしい。
この映画のテーマは勿論、「親友って何?」。ありがちなテーマながら、それ自体を全面に押し出して映画にしてしまい、それが押し付けがましくない。まるでラストシーンでは、監督が「さぁ、あなたにとって親友とは、なんですか?」と私達に微笑みながら問いかけているような気にさせる、苦くて甘いチョコレートのような味わいの映画です。ただ、この映画、十代、二十代にとっては、ただのコメディーに見えてしまう気もします。この主人公の哀愁が自分の事のように感じられるのはある程度の人生の道程が必要かと。ただ、テーマについて、そんなに深く考えなくとも、出演者それぞれが実にいい味を出していて、とっても後味の良い映画です。特にラストシーンの二人の背中越しのショットは「い〜画(え)」でした。でも、ホント、「親友」って何なんでしょう。。
昔、教科書にも登場した気がします。
休戦時に敵味方なく仲良く語らいでいたのに、確か、史実は休戦が終了すると、また殺し合いが始まってしまったのではなかったでしょうか?
ドイツ軍将校をユダヤ人にしているのは、何か意味あるでしょうか?(第一次大戦と第二次大戦の違いでしょうか)
塹壕できれいな
ドレスを着た女性が眠れたでしょうか?泥と雪としらみでぐちゃぐちゃでは?
等の”ん?”を除いてもおもしろい映画です。
今日でも世界のあちこちで、宗教の違いなどから紛争が発生してますが、ちゃんと話をすれば友達になれるはず、ということでしょう。