私は双極性障害で休職中です。
もうすぐ、復職をするのですが、
この本はそんな私にぴったりでした。
何よりも読みやすいです。
内容もこれから復職する私に
これからの心構えを指南してくれます。
もっと、早くこの本に出会えば良かったです。
軽いウツのひとにもオススメだと思います。

『Ｑ＆Ａで学ぶ○○○法』とか、『分かりやすい○○○法』とか、頼りない政策や立法を、都度追いかけ回すような“やさしい解説書”とは一線を画す、真に重厚で骨太の一冊。身近にたくさんある法律や省令、規則といったものは、いかなる価値、思想、哲学を具現化しているのか、本書は、その最も重要な点を明確にしています。日本の社会保障法に関する、原理的・普遍的価値観を、歴史研究、外国法との比較研究、また「経済学と社会保障法学」といったな学際的な検討を含め、非常に広範かつ精緻に提示している好企画と言えるでしょう。悪法にただ追随することを防ぎ、批判的態度を養う面でも非常に有益ですし、今後のぶれない立法政策、延いては、他国に自慢できるような国家理念の形成には、こういう一見全く価値のないような書籍こそが必要なのかと思います。