好き嫌いは分かれるかもしれませんが、

ワタシには「好き」という感想しかうかびません。
あんなに嫌いだったTV１stシリーズ、
妙に展開が速くなりつつ旧ガンダムへのオマージュ色が強かった
２ndシリーズと比べると、まったく非の打ち所がない映画でした。
正直、テレビの50話で、物語の30〜40％しか語られず、
残りのすべてを映画にとっておいたのではないかと思います。
テレビシリーズのあらゆる布石が結実した作品でした。
「戦争」が、どうしてなくならないのか、、、という
富野さんが考えていたテーマを水島監督の独特の答えを
映画で訴えていると感じました。

「この作品はガンダムではない」というのは、不毛な議論です。
ガンダムというのは、戦争をテーマにした人間ドラマなワケですから。
実際、ランバラルの最後のシーンとグラハムエイカーの最後のシーンと
何も違わないのです。

若干、マトリックスの影響が強いと思わされますが、
それについても、マトリックス自体がジャパニメーションに
影響されているから、お互い様ということで。

個人的には、石川千晶さんの挿入歌に泣かされました。

あと、2ndのエンディングの絵は、
ちゃんと映画のラストシーンで生かされていたのです。
それはもう「お見事」というしかなかったですね。

全体的に爽快感と戦略性を求めたゲームだと思います。全部でTVシリーズ第一期の５機と隠し要素で２機ガンダムなどが使えます。　中古で千円以下なら買いだと思います。

多くの方が本編についてレビューされているので、特典DISCのほうをレビューします。

本編DISCの仕様が
ドルビーTrueHD（5.1ch）・リニアPCM（ステレオ）／AVC／BD50G／16:9（1080p HD)
に対し、特典DISCのほうの仕様は
リニアPCM（ステレオ）／AVC／BD25G／16:9（1080p HD）・一部（1080i HD）
となっており、特典アニメーションのアナスタシアなどで、若干画質の荒さが目に付きますが、内容としては充実しています。

特典DISCの内容はどれも、まだ映画本編を見ていない人に配慮したものとなっているので、先に見てしまっても問題ないかと思います。

まずTV放映版をまだ見ていない人のための、TVシリーズガイドなるものがあります。
ナレーションとテロップがTV放映版のあらすじを大まかに解説してくれるものですが、
あくまで概略のため、当然マイスターの過去や一部のCBメンバーが去った理由、
その他多くのキャラクターたちのドラマを到底理解することは出来ません。
本当に簡潔なものですが、TV放映版を見ていない人にとっては世界観を把握する上で重要な役割を持っています。

アナスタシアはアニメ二期の後で映画本編に入る以前の、中間にあたる時期。
色々なキャラがこれまでを振り返る、50分程度のボリュームある内容です。
前述の通り、絵はほぼTV版の再利用ですが、声は恐らく新たに収録されたものだと思います。
ただ、こちらはTV版において、キャラの人格形成の根幹となった印象深いストーリーで構成されています。
よって、映画本編を見たとしても、TV版を見てない方は視聴を控えたほうが良いかと思います。
こういったまとめのような形でなく、色々なキャラの境遇や関係を十分に知り、そうして初めて、感動を味わってもらいたいですから。

地球、宇宙を舞台にした壮大な世界観は、一見今の私たちとは無縁のものに思えますが、実は描かれていることは密接していて当たり前のことばかり。
どんなに時代が移り変わっても、人とはこういうもの。
そういったことを投げかける、これから長い間親しまれていくことができるようなこの作品を、多くの方に見て、感じて、そして考えてもらいたいです。

エクシア全キット作って来ましたが、正に最高峰ですね。

RGとしても過去作った、初代ガンダム・シャアザク・Zガンダム等と比べても堅牢でガッチリしてる。パーツがボロボロ取れる事もなく、稼働式以外の拳が豊富に付き、武器保持も問題なし。

スタイルも正に理想のエクシア。MGはちょいマッチョ気味だったので、少年期の刹那のイメージに会わなかったがこれはバッチリ。エクシア好きには値段以上の価値がある。まさしく（バンダイの）愛だ！ｗ

後、これから作る人向けに少し。

RG共通でスミ入れして、クリア吹くだけで仕上げが良くなるって説明書に書いてあるけどダブルオー系はコンデンサー（レンズね）チューブ等の異パーツが豊富な為、こだわりがある人以外（もしくはパーツバラの状態で吹く人以外）はオススメ出来ません。

プラパーツ表面を洗剤で洗うか、アルコール系のウェットティッシュで吹くかして（楽でオススメ）油分を無くして、エナメル塗料でスミ入れしましょう。

これだけで充分カッコ良くなります。

後、他の方も言われてる様な問題もありますが、全体のクオリティを見れば些細な事だと思います。

むしろ問題は刹那機以外はMG化もRG化もされない点。（ジンクスはまあ・・）順当にデュナメス欲しい。

ミッションモードは全てクリアーしたところですが、爽快感は高く、期待していなかった難易度も低いということはなく（連戦になるミッションはキツかったです）、ファンアイテムとしては良好ではないでしょうか。
ＤＳ版では実現出来なかったフラッグ、イナクト、ティエレン等の敵ＭＳを使用することも出来ます。更に条件を満たせばダブルオーは勿論、予想もしなかったとあるＭＳ＆キャラが使用可能になります。全く知らなかったので、これは嬉しい誤算でした。
ＥＤでは１期と２期を繋ぐちょっとした新規アニメが流れるのですが、意外に長く収録されていて、嬉しいご褒美でした（５５５フェスで流された映像も使われています

ただ、やはりファンアイテムということを抜きにしたアクションゲームとして考えると良い評価は出来ません。
武器などの切り替えは距離による自動で、エクシアなどの多彩な武器を持つ機体は一部武装が００モードの必殺技演出に出てくるだけになってしまっています。００モードは任意での発動とはいえ頻繁にゲージが溜まるので、鬱陶しく思ってしまうことも。
スコアアタックの道のりの長さもちょっと気になりました。最後までいくのに時間が掛かる上、やられるとコンティニュー出来ません（クリアーだけが目的ならアルヴァアロンやダブルオーを使えば良いのですが

不満点も書きましたが、１期で名有りキャラが乗ったことのあるＭＳの殆どを自由に操作可能で、新規ボイスも豊富（メニュー・設定の画面ですら喋りまくりです）というのは００ファンには堪らないのでは。
過剰な期待をしなければ、ボリュームも結構あるので楽しめると思うので、お勧めです。