言葉は心の交信手段である、言葉しかない。明治初期は誰もが自分の生まれた地方の言葉だけを話していた、共通語がないといかにコンランするか!同じ意味でも家族全員違う言葉で表現することを
想像してください。もう、こんがらこんがら、これを標準語にした(今は共通語)に整頓した学者の
コメディというか努力の物語。原作は井上ひさし、ここも注目、舞台にもなってます。
主演は亡き名優川谷拓三、奥様役がこれも芸達者ちあきなおみ、若い人は知らないかな?
川谷拓三さんは東映の悪役商会出身のつまり大部屋切られ役から頭角を現した個性俳優でした。
ちあきなおみさんは知ってますよね。喝采、雨に濡れた慕情、四つのお願い、
紅とんぼ、詳しいです
これは名歌手。歌がうまいとなぜか演技もうまい。モードコの方言だかわからないけどお見事にお話しになってる。当時むむむの配役、学者役と奥様が悪役と歌手、筆者には文句ない配役、とにかく
うまーい役者ぞろい、がー皆で方言しゃべりまくりです。これを聞いていると「言葉」は大変なもの
だと、考えます。放映当時ずっと見てました。これをなしとげた人は勲章いくらあげてもいいな〜と
思います。成し遂げたから今、教育も共通語、文化の、意志の、疎通も速やかになった。
この話をするときが来たのも、うれしい限りです。言葉こそ宝物だと思っていますから。
ドン松五郎シリーズとは、人間の言葉を理解する
犬・ドン松五郎と飼い主の友情や活躍を描いたシリーズで、今まで3作が作られている。
その中でも、僕はこの2作目が一番好き。
1作目・3作目は、ドン松五郎の最後が切なく、後味が若干悪かったりする(特に1作目)のだが、この2作目の大冒険だけは別。
見所はなんといってもこのシリーズには欠かせない、悪人にさらわれた飼い主を松五郎たち数十匹の
犬が追いかけるシーンだろう。
更にハングライダーに乗ったり、パソコンを駆使する松五郎Jrも出てきて、こいつが本当に可愛い。
犬好きにはたまらない映画。
この作品は戯曲を読むだけでも十分に楽しいのだが、劇中にふんだんに出てくる歌を聴きたいと思ってビデオを購入した。期待に違わず、十二分に歌の魅力が本のすばらしさにプラスされて、楽しい経験ができた。大満足!