2005年出版と新しいのでMiG-29OVTやK型，M型など最新機種も取り上げられています（さすがにMiG-35はありませんが）．
フランカーとならび現在の東側を代表する小型戦闘機ですが，そのバリエーションが非常に多く，また名称もややこしいので憶えにくいことこの上ありません．本書では各型の特徴を簡潔にまとめて記述しています．ほとんどの型の写真もありますが，カラーが少ないのが残念．機体の詳細写真もあまりありませんが，3面図や側面図は比較的豊富（ただし縮尺不統一）．

面白い写真としてはM型の上面写真で，西側の偵察衛星を欺くためにM型では廃止されたエアインテーク上面の補助吸気口をペイントで表現しているものです．

このシリーズは値段が安く，USA版世界の傑作機といったところです．紙質も上質です．

このソフト、どちらも機体のグラフィックはとても良いです。
が、しかしコックピットの計器類の表示は残念だ。
恐ろしくきたないという感じで、あくまでゲーム。
と言う感じが否めない。シュミレーションでなくて。
しかもミグの方は墜落するとＦ-１６の残骸に……
ただ、初めてならかなり安い。
やり易いうえさほど難しくもなく。
ゲーム性は最高だがシュミレーションとしては最悪なので三っつです。

他のウォーバードコレクションと比べて部品点数も少なく短時間で簡単に作ることができました。
機体上部と水平尾翼が一体成型になっています。
デカールは、旧ソ連空軍とユーゴ空軍の2種類です。

前発売のフルクラムA(L4811)では下部インテークの形状、位置に間違いがありましたが(自作で修正可能ですが私はクイックブーストのパーツを使用しました。)このキットは完全ではありませんが金型が修正されています。さらに説明書の塗装指示もよくなっています。
細かいモールドも素晴らしいです。出来れば放電策は破損防止の為金属パーツ等で再現して欲しかったです。いずれにせよフルクラムCのスタイルが気にいってたならお買い得だと思います。