OSX L
ION環境で送受信はまだ試していないが、とりあえず到着して接続した所、問題なく標準のドライバが認識しているので報告。
純正のFAXモデムでは、繋いだ瞬間に「これは対応してない」メッセージが出る。本機はそういう事は無く、システム環境設定でもちゃんと登録出来たから多分、動作すると思われる。
と書いたが、プロトコル・エラーで弾かれた。少なくとも相手は選ぶ。
既にXP-54とXP-55は岡部ださく氏の駄っ作機の俎上に上がり、XP-56もいずれ取り取り上げられると思いますが、本書はこれら3機の開発史とそれらを生みだした調達計画R40-Cを扱った本です。
本書は4章で構成されており、その内容は
第1章 米国の戦闘機開発略史とR40-Cの説明(エントリーした機体と候補エンジンの説明もあります)30頁
第2章 双ブーム式尾部のヴァルティXP-54 スゥーズ グース 32頁
第3章 先尾翼式機カーティスXP-55 アセンダー 42頁
第4章 無尾翼機ノースロップXP-56 ブラック ブレット 66頁
頁数は機体の革新性と問題の多さに比例しているような感じです。
各章とも興味深い情報が多いのですが
第1章でR40-Cは将来の高性能戦闘機に関する提案を受けるもので、従来型の牽引式戦闘機の提案も多かったものの勝者が推進式に集中した点と、機体ばかりでなくエンジンの多くも実用化されていないものを候補にしていた点が問題です。
尚プラット&ホイットニーX-1800をX型24気筒エンジンとしている記述が他の本で見受けられますが、実際はスリーヴヴァルヴを採用したH型24気筒2600立方インチのエンジンで従ってH-2600が公式の呼び名です。
もう一つライトR-2150トーネードエンジンは空冷星型エンジンのようですが、星型配置の7気筒を6列並べた42気筒の液冷の怪物エンジンという話もおもしろいです。
第2章XP-54は確かに駄っ作機ですが、上昇性能とロール性能は悪いものの操縦性は素直だったようで、軍の度重なる要求変更(特に与圧式操縦席による重量増加)とエンジンの選定に泣かされた機体であることがわかります。
第3章まずカーティスを名乗っていますが、XP-55は同じカーティス ライト社でもP-40やC-46、SB-2Cなどを作ったカーティス航空機事業部とは別の事業部門で開発された機体で、開発の全期間を通じて前触れなく発生する失速に悩まされ、ついには主翼の圧力変化をとらえて作動するヴァイヴレーターによる警報機を操縦桿に装備しましたが、それでも悲劇的な事故を発生したことが興味深いです。
第4章終始安定性と予測通りの性能が発揮できないことに悩まされました、その内容も興味深いのですが、XP-56の空撮写真と軽量化達成のためマグネシウム合金を溶接して機体を製造するなど製造法・構造も興味深いです(XP-56の2号機が現存して復元が計画されても補修のためのマグネシウム溶接作業が消防署から許可されないというエピソードもおもしろいです)。
また推進式の機体で問題になる冷却性能不足に関してはXP-55とXP-56では短い言及があるものの、やはり冷却性能不足に泣かされたサーブJ-21
Saab J21A / R (Yellow (MMP Books))と似た配置のXP-54では言及がなかったのは意外でした。
視覚情報としては細部も含め多くの白黒写真や構造図など多くの図面類も、巻頭には現存するXP-56、XP-55の予備試験機CW-24BとXP-56の試験時のカラー写真と盛りだくさんで、(エアラクーダを除き)米国のレシプロ推進戦闘機に関する資料としてはファーストクラスだと思います。
こちらのレビューにMacで使えた方の情報があったので購入しました。
4月10日に購入した
iMac21.5 2.7GHz i5 Mac OS X 10.7.3です。
本体のUSBに直接接続してシステム環境設定から
プリントとスキャンで
+を押すとUSB Modemとして認識されました。
さっそくテストをしてみましたが受信は自動的に問題無くできました。
送信は相手に接続まではするのですが、すぐに切断してしまい失敗してしまいます。
メニューバーのアイコンはPower Book G4内蔵モデムと同じ物が表示されており、書類の左下に受話器
のアイコンです。
回線はISDNで家庭用FAXが並列に接続されてる環境です。
使えている方が見えるので、なんとか原因を探して送信まで使いたいと思います。