確か、チェット・ベイカーはアムステルダムの飾り窓街(売春宿街)の2階から転落死したと記憶している。彼の死因がどうあれ20世紀のいわゆる戦後の音楽シーンでヴォサノバなども含めて、ウィスパーヴォーカル(ジェーン・バーキンもいたな!)の元祖的へなへなな彼の歌い方いいですね!同時代のカルロス・ジョビンやバーキンなどこの時期同時多発的にへなへなヴォーカルが出てきましたね!結局レコーディング技術の進歩やPAの進歩がないと有り得ないですからね!ただ、チェットみたいな声の人いまだに出てきませんね。マイケル・フランクスは結構近いかな?
ラブコメディ。話の展開はやや強引かと思いつつもはまってしまった。すったもんだの末の切ないシーンでは、セシリア・チャンが美しいゆえによけいに悲しく胸が締め付けられる。彼女の魅力が十分にひきだされた映画かな。
ベラボウな安さですが、安物の粗悪品ではありません。
NYC、SonyスタジオでDSDの技術をつかってリマスターした2005リイシューの音源。
ジャケに妙なデザインが追加された企画シリーズなどでもありません。
モノラルのアナログからいろいろな盤があるので好みはあるかと思いますが
観客のざわめきや各奏者の配置も丁寧でごく真っ当な仕事のされたCDかと思います。
ライナーにはオリジナルLP掲載の解説に加え。ベースのロン・カーターによる2004年の解説が掲載されています。
激しい曲調の『Four & More』と同日のライブが分割リリースされており
こちらはどちらかといえば静のスタンダード曲のイメージが強いアルバムですが
アドリブやソロも全編を通し快調で、熱気を帯びた観客との一体感もあり
独特の高揚感を持った、単なる
バラード集とは一線を画す内容です。
マイルス存命中、タモリがインタビューの機会を得た際
お気に入りとしてこのアルバムを挙げて
マイルスから「あれはいいアルバムだった、あなたは耳がいい」と褒められて照れていたのが思い出されます。
・Geroge Coleman(ts) ・Harbie Hancock(pf)・Ron Carter(bs)・Tonny Williams(dr)