映画は皆様方が書かれているとおりの星五つで間違いないでしょうが、画質がどうしても馴染めません。この映画は、
アカデミー賞で撮影賞(カラー部門)を受賞した作品ですが、このDVDでは全くその良さが出ていません。その点、LD盤は画質は落ちるけれども色合いは満足できる
仕上げになっていましたね。ワイオミングの抜ける様な空の青さや山並み等の色が暗いですね。もちろん、廉価で名画を観れるのは有り難いのですが、このデジタル時代。sproutさんが書かれているように、ソロソロ、デジタルリマスター版が出ないかなあと願ってます。廉価盤では字幕(訳詞)もイマイチだし、ラストシーンで、ジョーイ少年が叫ぶ「シェーン・カムバック」で終わっていますが、実際には最後に「グッバーイ・シェーン」のセリフが聞こえるのですが、カットされていて残念ですね。
廉価版は有り難いですが、画質にこだわった良質なDVDを発売して欲しいものです。
「シェーン、カムバーーーック!」というラストの少年のセリフであまりにも有名な西部劇の名作。実はシェーンはラストで命を落としていたという近年の解釈を確認されたい方は、是非また見直してみることをお薦めします。
少年役の子役は、成人する前に事故で亡くなってしまったそうでお気の毒です。
父がこの「シェーン」の大ファンだったので、まだ家にビデオなどなかった幼い頃から、TV放送のたびに繰り返し見た西部劇の傑作。いつぞや父の誕生日にこのビデオをプレゼントした覚えがある。
典型的な西部劇のパターンを踏襲しながら、一貫して少年の目から見たヒーロー=シェーンを描いた点に名作と言われる成功の一因があろう。アラン・ラッドの名演は言うに及ばず、シェーンに仄かな想いを寄せる少年の母役であるジーン・アーサーの美しさも忘れられない。「Shane,come back!」というあまりにも有名なラスト・シーン、ビクター・ヤングによる名主題曲「遥かなる山の呼び声」、どれをとっても涙モノである。一日も早いDVD化が待たれる。
いいアルバムではあるけれども、彼はゲイリー・バーロウと同じタイプの歌手なのだと思わざるを得ない。つまり、フォーク寄りなアルバムとしてはいいけれども、パンチがない。花がない、ともいえる。WestlifeのShaneはTake ThatのGaryのようなポジションにいる。彼ら二人はリードヴォーカルにして素晴らしい歌手だが、カリスマ性が弱いのだ。
つまり各曲は高いクオリティを保っているけれども、特別な何かが不足している。
Ronan KeatingやRobbie Williams、Justin Timberlakeはソロとして新しい分野を開拓した。
けれど、Shaneはこのアルバムではそれができなかった。チャート5位という結果こそがそれを物語っているといえるだろう。
それでもこのアルバムは温かいいいアルバムだ。Everything To MeやAbout Youは会社の破綻、家を売るなど、大変な困難を乗り越えた彼ならではのポジティブな歌で、それらは強く輝いている。
このアルバムを聴けば、癒し、そして身近なことのなかから幸せを見つけ出すことができるだろう。