さすが、規制なしの本編です。遥の穹に対して想っていたこと、穹の兄としてではなく一人の異性として想い(ヨスガ)が押さえきれなくなり、一線を越えてしまうまでが多少強引ですが、描かれています。12話では短すぎるので、穹のその後を描く穹アフターや委員長の話をOVAで出してほしいです。でもやっぱり最後まで穹は可愛すぎでした。是非お勧めします。
DVD第1巻に引き続き中々良い内容だったとおもいます。
個人的にはドラマCDってあまり面白いとは感じてなかったんですが、 川澄さんのアンリエッタが好きなんで聞いてみたらこれは面白かったです。 なんだったらアニメ本編より好みかも・・・ レンタル店ではなかなか置いてないジャンルですが、最近は宅配レンタルなんかでも借りれますし(最初の一ヶ月は無料とかやってますし)、興味はあったけどいきなり買うのは・・・なんて人はそういう方法でも視聴してみてください。
萩尾望都さんの原作を所有し、それと照らし合わせながら聴きました。
かなり細部のセリフが変わっていたことが気になります。 そのセリフ回しが重要であるはずなのに、どれもこれもがカット……。 カットは時間の都合上、仕方のないことなのでしょうが残念です。
そして声優の演技。 エドガー・アラン両名の声優さんは好きな声優さんではありますが、 自身が持つエドガー・アラン像と少々違いました。
元からメリーベルが関わってくる話でしたから、彼らの持つシニカルさが 薄らいでいる印象のある話でしたが……。
百年の経験を優先すべきなのか、 それとも肉親を失った少年としての心を優先すべきなのかは 迷われるところだったでしょう。 よく言えば、失ったショックで感情の働かず、理性の優先された声。 悪く言えば、落ち着けすぎてしまった感のある声でした。
この商品に関して、本編の内容が☆3、特典のサントラが☆5(正直5では足りない)です。 よって平均して☆4としました。
原作のゲーム自体は未プレイです。 ネットの評価で叩かれている奈緒、彼女に関して私はそこまで嫌いにはなりませんでした。 過去に主人公の悠を美味しく滅茶苦茶していますが、後悔や反省の気まずさも感じられ、 穹には憎悪を向けられてましたが、最後まで見ると感動しました。 何が嫌かと言えば、悠が他3つのルートよりも性に従順すぎるように見えまして、あまり良い印象がなく、 そして主人公の悠はストーリーを進める上で行為以外は影が薄く、穹と奈緒に注目を集めすぎている感じがします。 念のためもう一度言いますが、不満は悠の扱いで、その他内容の構成は良かったと思いました。
特典のサントラですが、神です・・・。 特にこのアニメでよく流れたメインテーマの『遠い空へ』は聴くだけで穏やかな気持ちになります。 これを超える曲は私の知る曲すべての中でも5つあるかどうか・・・。 本編ではエロシーンにまでも使われているのに、この曲が壮大過ぎて思いっきり包み込んでしまう、 つまり、威力が『遠い空へ』≧本編になるようなものなので、強烈なシーンが来ても精神がそれほど乱れない不思議な気持ちになれました。 アニメ内のロマン・田舎の落ち着いた雰囲気を底上げさせているものとして、この曲は最高のバランスを生み出しているのかもしれません。 さらに言えば、(思い切り主観が入りますが)ヨスガと違い、最近のぬるい(強引なパンチラや湯気の多い浴室など)官能表現で放送し、 私の中でそこそこの印象で終わったいくつもの内容薄めのアニメと差を生んだ要因の一つかもしれないです。 (ヨスガは内容も好きですが)単体でサントラ発売してたら奈緒編の売り上げを犠牲にCDがとても売れたのでは? また、『遠い空へ』が使われなければ金払って奈緒編を買おうと思ったかな?(内容が悪いではありません。レンタル止まり程度という意味です)などと思ってしまうほどです。(まあ自分の性格により、結局全巻そろえないと気が済まなかったのですが^^;)
Cパートは悠と初佳さんよりも、瑛が一際目立ち、2人よりもとっても面白かったと思ってます。
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