猪木のレスラーとしてのピークをどこにおくかで猪木というレスラーの定義が変わってくるだろうが、私はドリー・ファンク戦あたりとビル・ロビンソン戦あたりの二つのピークがあるとみている。
そしてこの製品には無いが西
ドイツでのボック戦が自らの衰えと闘うというもう一つの後年のテーマが凝縮されているとみる。連戦続きでバッド・コンディションも重なって「シュツットガルトの悲劇」と呼ばれるに至ったボック戦だが、一見子ども扱いされているようでいながら、よく見ると白熱の攻防を続ける猪木のプロレス的能力がこれほど発揮された試合は他に無い。実はボックにもダメージがあり、一方的な試合に成りえてないのだ。
さて、この製品の白眉はゴッチ戦だろう。
相手の技を受け切らないゴッチの鬼的側面がよく出た試合である。
猪木の卍固めを受け切らず、そのままリバース・スープレックスまでなら分かるが、ここでテーズであればダブル・ブリッジの攻防となるはずだが、ゴッチは全
体重を猪木に浴びせ一気に押さえ込む。
まるでゴールドバーグのジャック・ハマーのような押しつぶし方にゴッチの非常なまでのプライドと凄みが感じられた名勝負だった。
アントニオ猪木という名の
パチスロ機とアントニオ猪木自身が
パチスロ機ファンには嬉しい内容。
とにく演出の効果音&ボイスが音楽に乗せて大放出。
嬉しいのがチャンピオンロード「道」演出が完全収録。
聴いてるうちに手が勝手に動いていたり・・・・。