いやあ、これ最高でしょ。
ある愛の詩で山下久美子さんが語っているジャケットって表紙のヤツですよね。

ある愛の詩の後半とリンクしてて、ある意味感激。
もちろん、選曲・パフォーマンスも最高！

この種類はとても丈夫で引っかかりもしにくいので
母のお気に入りです。
色違いでそろえています。

この方の作品は、ほとんど読んでいます（双子の話以外は）。

お話をとても丁寧に描かれるので、こう思うのかもしれません。
ご病気になられた後、連載が通常の半分で、単行本になるペースが遅いから余計にこう感じるのかもしれません。
お話の進み具合が遅い・・・

ようやくゆい子ちゃんとマナくんが、お互いの気持ちを伝えて『良かった~』というまでを、この５巻丸々一冊掛けていらっしゃいます。
３巻あたりから（というか読者にとっては最初から）好きという気持ちがハッキリ描かれてましたから、三冊分？
う~ん、まだるっこしい。はがゆい。丁寧すぎて、逆にじれったい。

で、一番大好きな作品『世界でいちばん大嫌い』と、どう違うのかを考えてみました。
『せかきら』も長くって、主人公二人がくっつくまで、かなり時間が掛かっています。
ただ、主人公たちだけが活躍しているわけではく、周囲のキャラクターがメチャクチャ個性的で面白く、その方々のおかげでお話がいつもキュッとしまっていたように感じます。ストーリーも、すごく色々楽しい行事やら出来事が次から次へと出てきて、恋愛話だけでなく面白かった。相原さんみたいなイジワルキャラもいて、結構長いこと嫌な雰囲気のお話もあったのですが、最終的には変な良い人になりました。
『天使１/２方程式』は、周囲のキャラは個性的で面白いし、主人公たちが行う唇ケア授業も為になった上に面白かったです。でも、なんだか心浮き立つお話・行事・出来事がない・・・ずっと恋愛話で右往左往。ドラマＣＤにあったような、お料理ネタでも良いので、なんか盛り上げるお話を入れてほしいです。今回の主人公たちは、本当に普通の高校生だから仕方ないのでしょうけれど。

主人公たちも両想いになったことですし、これからはもう少しメリハリつけた内容展開になっていってくださることを、心から願っております。