ビジネスマンではたまた人気フォークシンガーの上院議員への選挙戦ドキュメンタリーとみせかけた Tim Robbins 脚本、監督、主演の ブラックコメディ。
カメラは、政治をもじった歌を引っさげてコンサート、選挙戦をと走り回るBobを追い続ける。
熱狂的なファン、反感分子、、Bobの演説、メディアやビデオクリップ
(これらがまたよくできていて面白い)などを通して、Tim は政治家たちに実際ジョークと見せかけて辛辣な皮肉を投げかけている。
Bobのような政治家っているのかしらってくらい 彼はかっこいい。
当然Bobの人気は,上がる一方。そこへ彼のスキャンダルを執拗に追うマイナーな新聞記者が現れて。選挙戦も白熱化。
さて結果はいかに。
Susan Salandon、James Spader、Peter GallagerなどがTVキャスター役で 出てきたり、公私共に Tim と親しいJohn Cusack が Bobに反感持ってる俳優役で出てきたりと、内輪のパロディが 効いてて楽しい。
後半はちょっとサスペンス
タッチ。最後もよかった。
じっくり見て楽しめるって映画。
Timが実際のお兄さんと共作して、コンサートで歌いまくってる曲も、のりがよくっていい感じ。
いかにも お金かけた Hollywood Happy Ending の映画も大好きだけど こういう映画は 本当に楽しい。
Robert Altman (The Gosford Park)が Special thanks に出てるけど彼が監督したら どうなっただろうな。
ちなみに Tim Robbinsは お金がなかったから自分が主演したと語っています。