ちょっと黒人ぽいというか、日本人女性
ジャズ歌手にありがちな語尾を伸ばし、鼻にかかった歌い方をしないといころがいい。かわいいだけの女性
ジャズシンガーが多い中で、久しぶりの本格派である。選曲も、セロニアス・モンクの「ニカズ・ドリーム」、「ラッシュ・ライフ」コルトレーンの
バラードで有名な「セイ・イット」など、粋な選択。これからが楽しみな歌手の一人(松本敏之)
破傷風は、決してなくならない感染症で、東北震災でも通常より多く発生しました。この本は、著者の実娘が破傷風にかかり、診断が遅れ、死に瀕したが生き延びた実話を、作家である父親が書いた本です。文筆家の実体験なので臨場感がすごく、破傷風というものはどういうものなのかを学ぶにはこれ1冊で、どんな医学書よりも優れています。ただ、1970年という時代背景があるので、治療薬について今と全く異なる時代だ、ということは知っておくほうが良いです。この治療が現在には当てはまりませんので。また、医者が説明もなく処置や治療をして、時に説明する程度で良かった時代もそのまま描かれており、「昔はよかった」的な部分もあります。