1988年発表。何故かア−ティスト名がKENJI JAMMERになっていますが、この時は鈴木賢司/KENJI SUZUKI名義で発表しています。
JACK BRUCE,ANTON FIERとの共演ライヴアルバムを経て作られました。その経験からか、充実したアルバムに仕上がっています。
前作のスタジオアルバム「BEAT OF ROCK」では乾いた(やや薄っぺらい)ギタ−音で、
フュ−ジョン寄りの音楽でしたが このアルバムではズ太い、歪みの効いたギタ−サウンドで弾きまくっています。
まさにTHIS IS ROCK!今のゆるゆる
ハワイア〜ンってカンジな音楽しか知らない人はビックリするのではないでしょうか?
1、9曲目以外はインストです。
1曲目"THIS IS ROCK!"のVo.は高木完が
英語詞でラップ風に歌っています。
当時、日本国内ではラップなぞ ほぼ認識されておらずとても新鮮でした。(高木完は「BEAT OF ROCK」にも参加していました。)
5曲目はバラ−ド調で彼の美しいチョ−キングとヴィヴラ−トが聴けます。
特に好きなのは8曲目"A CONCERTO FOR JOHN" クラシカルなフレ−ズが聴く者の耳を惹きます。必聴!
9曲目はALICE COOPERのカバ−らしいです。知らんかった・・・。