70年代に一世風靡した「ディスコサウンド」の雄"CHIC"のベスト盤の1枚目と80年代にプロデューサーとしてその名を轟かせたCHICのギタリスト、
ナイル・ロジャースの代表的な作品をまとめた2枚目という夢のような2枚組アルバム。特に2枚目はなかなかコンピレーションアルバムや映画などに楽曲の使用を許さない
デヴィッド・ボウイやマドンナの作品も収録されている。今年はCHICのベーシストで
ナイルの長年の音楽パートナーであったバーナード・エドワーズの没後15年という事で、
ナイル自身が直接頭を下げて収録をお願いして実現したとか...。また2枚目にはKool & The Gangとのコラボレーション"I Wanna Dance"を収録。これはこのCDにしか収録されておらず、またこのCD自体が日本のみのリリースというレアもの。親日家
ナイル・ロジャースだからこそ実現した1枚とも言える。70〜80年代の音楽が自身の屋台骨となっている世代の方も、またあまり親しんでいない若い世代の方も、アメリカのポピュラーミュージック史を知る上でも持っていて損のない1枚だと思います。文句なく楽しめます。
20年前、ビデオが無かったのでTVにかじりついて見ていました、「クイーンはいつ出るんじゃ~」って。早朝眠くてたまらん時に、やっと出てきてくれました。その時は見れるだけで満足とか思っていたのですが、クイーンの演奏が終わった時には、鳥肌たっていたのを忘れられません。観客はクイーンファンだけじゃないのに「RADIO GA GA」で会場の皆が一体となって両手を挙げている・・・。(ここで鳥肌最高頂)
フレディ凄ぇ・・・。こう感じたのは私だけじゃないと思う。
クイーンのライブDVDとまた違う感動があると思います。
勿論クイーン以外も楽しめるはずです。とくに80年代育ちには。
この内容でこの価格は「絶対お得」ではないでしょうか。
・・・それから、リストには載ってない「DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS」、「WE ARE THE WORLD」のビデオクリップも入っており、D・ボウイ&M・ジャガーの「DANCING IN THE STREET」を見れたのが嬉しかったな~。
この号は、何と言っても、Cornell Dupree追悼特集です。
King Curtis, Aretha Franklin, Donny Hathaway etcのバックを支え、
自身のソロ作で、STUFFのメンバーとして、R&B, Soul, Fusionと幅広いジャンルで活躍されてきたギタリストです。
参加作品は、2,500枚以上!
この追悼特集では。。。
・ Cornell Dupreeのバイオグラフィー
・ 3本のギター (Fender Telecaster, Yamaha Dupree Jam, Yamaha Pacifica)、
・ 技術者の証言 (Yamaha Pacificaシグネイチャーモデル開発者の方)
・ David T. Walker & Chuck Raineyインタビュー (Cornellの印象について、Marlena Shaw来日時のインタビュー)
・ SAMBOMASTER 山口氏インタビュー (Cornellの魅力について & オススメCD・5
タイトル)
・ Cornell Dupree語録 (過去インタビューからピックアップ)
・ ディスクガイド (名盤18
タイトル・厳選100
タイトル)
・ Cornell Dupree奏法分析
。。。と、合計18ページもあります。
プラス、STUFF "How Long Will It Last"のスコアも掲載。
とてもリスペクトが感じられる追悼特集でした。
また、個人的には、Nile Rodgersの来日時インタビューが、面白かったです。
インタビュー自体は、2Pだけですが、
最初にカッティングを見せてくれたのはBernard Edwards(!?)とか、
Eric Clapton, Jeff Beck, Miles Davis etcとの昔話を、語ってくれます。
(日本公演については、ちょっとだけです。)
Cornell Dupreeにスポットを当ててくれた、Guitar magazineに、Thank You!です。
(天国では、やっぱり、Donny Hathawayとやってるんですかねぇ? 絶品Liveを)