VIS
IONの冒頭、
アルメニアの16歳の少年の目の拡大写真があります。角膜の派手なデザインとは対照的な瞳孔の深い黒。ページの左下に注釈がありますが、それがなければ理解するのに多少時間がかかったと思います。3枚目の写真はクマムシの電子顕微鏡写真。
へんないきもの (新潮文庫)でその生態を知って驚いたのですが、写真は顔?を正面からとらえています。口はロボットを想像させ、足はモグラのようです。
PHOTO JOURNALでは清水健氏のチベットの春節を祝う様子が掲載されています。信者が寺院の床に残した足跡が印象的です。探査車がとらえた
火星の姿や太陽系の激動の過去のシナリオは興味深く読みました。鳥の災難にも心が痛みました。自然保護か、食料の確保か…
地中海沿岸の鳥の生態の一面が取り上げられています。106ページの見開きにはヒトの遺伝子と他の生物の遺伝子の共通率が分かりやすくまとめてあります。ウシとヒトは85%の遺伝子が共通だとか。
キルギスの誘拐婚には驚きました。
ルーマニアのトランシルバニア地方の生活風景は写真も多く、文化的な説明も分かりやすかったです。