「ジャコ・パストリアスの肖像」を愛読し、
渋谷のスィングで見た「Shadows & Light」のライブ・ビデオを忘れられず、
テレビも買い換えたことだし、
ジョニ・ミッチェルというより、
ジャコ・パストリアスを見たくて購入しちゃいました。
1979年のジャコだから、彼が絶頂期にあった頃でしょ。
このライブ、兎に角衝撃的なのはジャコ・パストリアスのベースだ。
ベースだけで音楽を作れちゃう、
こんな稀有の才能を持っているのは後にも先にもジャコだけでしょう。
特に震撼させられるのが8曲目の「Dry Cleaner from Des Moines」。
4ビート・フィールのB♭ブルースのナンバーなんだけど、
ジャコのベース・ラインが凄いのなんのって革命的。
マイケル・ブレッカーが猛烈にテナーでソロを始め、
ジャコが煽る煽る。
このトラックは一生忘れられない。
本当に現体験したいライブだ。
ジャコも、ブレッカーも、ドン・アライアスもあの世の人になってしまい、
もうこの面子はあり得なくなってしまったのは、無念の他言いようがない。
女性シンガーソングライターというより20世紀後半を代表する偉大な芸術家のデビュー作なのにまったくといいほど注目されないアルバムだけど、若い才人の瑞々しい感性に溢れたなかなかの好盤です。すでにジョニ節みたいなのは充分発揮されていて後の偉大なキャリアを予感させます。作品自体はほし5つでもくらい充実した内容ですが、いかんせん後の大傑作群を聞いてしまっているので相対評価で星4つです。もっととりあげられていいと思うんだけどなあ。たぶんみんな初期はブルーばっか聞いてるんだな
昔レコードにて数枚持っていましたが
引越しの時にレコードはすべて処分してしまい、その後彼女の音楽とは関わることがなく数十年たってしまいました。そんな中この商品が発売されたのを知りずーっと気になっていましたが、優先順位的にかなり後回しになってやっと我が家に到着しました。最初にミンガスから。・・・かっちょよかったです~。いや買ってよかった(笑)昔聞いた時とは違う新鮮さが~。再認識とほかの聞いたことのないアルバムをも堪能できる贅沢BOXセット。気になってる方は一刻も早く買いましょう。だってはずれ新譜アルバム1枚と同じ値段なんですから。