リング上での三沢光晴は、プロレスに一切の妥協を許さない、いわば「完璧主義者」。
しかし、プロレスを離れた三沢さんは、本当に気立てが優しく、人望が厚く、誰もが慕う「兄貴分」であったことが、この本を読めば分かると思う。

　三沢さんほどの一流レスラーは、普通であればレスラーとファンとの「壁」を作ってしまう。
ところが、こと三沢さんに至っては、そういうところが全くない。
事実、ノア興業の某会場で三沢さんとお話をさせていただいたことがあるが、全然着飾ったところがなく、自然体そのままだったことを記憶している。
結果的に、三沢さんとの会話はそれが最初で最後だったが。

　プロレスに少しでも魅力を感じている人は、ぜひこの本を手に取って読んでいただきたい。
あなたの心に、ぽっとした明かりがともりますよ、きっと。

泣けます。今まで知らなかった光和夫さんの秘密が満載です
是非