「半神」、初めてこの作品を読んだ10代の頃、あの時の衝撃は未だに忘れられません。たった16Pでここまで深く描きぬけるものなのかと心底感嘆し、心揺さぶられました。それは、何度読んでも色褪せることのない深い感動でした。何度繰り返して読もうが、勝手に涙が出てきます。この作品は当時の私の感性を著しく刺激し、今尚、原動力となっています。私は未だにこの作品を越える16Pには出会えません。16Pという物理的限界を物ともしない、素晴らしい作品です。
主人公の気持に寄り添うような曲の数々、
ドラマの内容もさることながら、
その曲の個性にとても惹かれました。
参考までにドラマのほうは1996年にTV朝日で
菅野美穂主演で放送されました。
自分の顔がイグアナにしか見えないという衝撃的な少女の話なのですが、
原作が哲学的な萩尾望都ですので一筋縄ではいきません。
短編マンガを11回にデコレーションした脚本(ちゅらさんの岡田氏)も
とてもよかったですね。
何年か前にDVDも出たようなので
泣きたい気分の方は
鼻水&涙対策を整えてから見てみるといいかも・・・泣くよ。絶対!!!