フロントと合わせて購入しましたが、リアもよい品です。取付は素人でもできます。デリカは標準スモークガラスなので、カーテンすると外から真っ暗になりますが、開閉できることを考えると、ダークフィルムを張るよりは断然リーゾナブルです。
書店でパラパラ読んでいたら、なかなか面白かったので即買いしてしまった。
自分は"所作"という言葉をよく知らなかったので辞書で調べてみた。
所作とは仏教でいうところの三業(身業・口業・意業)が発動することで、
三業とはそれぞれ肉体・言葉・精神の意味らしい。
仏教では、これらの3つを整えることで、心が磨かれ良い縁を結ぶ条件が揃うと考えられているようだ。
良い縁を結ぶことができれば、人生はいかようにも変えることができる。
所作を整えることで良い縁を築き、よりよい人生を送りましょうというのが本書の主旨である。
序盤では、美しい立ち振る舞いがなぜ重要なのか、基本姿勢、呼吸について述べられている。
立ち読みで最初に私の目に留まったのが、呼吸についての部分だ。
武道や
ヨガなど、これまで呼吸法についての本は何冊か読んでいるが、本書では禅の観点から
呼吸と姿勢・心の関係について科学的に解説されており、自分の体験からも納得できることが多かった。
中盤以降は心を整える為の日々の習慣、してはいけない行動について述べられており、
所作が乱れきっている現代人に対し警鐘を鳴らしている。
その他、印象に残ったのは、
・職人の世界で弟子は親方の技をひたすら真似て身体で理解することが技を会得するということ。
・あるがままを受け入れてしまえば、心が騒ぐことも乱れることもない。
という部分。
私も一時期、不安から知識を得ることに躍起になっていた時期がある。
そこである時気付いたのが、手軽に知識を仕入れて憶えたものと、
試行錯誤しながら身体で憶えたものでは到達の度合いが違うということだった。
もちろん、試行錯誤の過程で特定の知識が自分に足りないと感じた場合は知識を得る必要はある。
問題なのは、初めにマニュアルなどで知識として憶えてしまうことで、全てを理解したつもりになり、
努力や工夫の余地があるにも関わらず、その芽を自ら摘んでしまうことである。
現代では、昔に比べ知識というものが比較的容易に手に入るようになった。
容易に手に入るものでは、独自性を出し差別化していくことは難しい。
これからの時代は、何か1つや2つ時間をかけて身体で憶えた技能を持っている人間が強くなるだろう。
あるがままを受け入れるというのも、できれば人生が楽になるがそう簡単にできるものでもない。
自分にとってどんな不都合な事柄でも受け入れるようになるには、徹底して自己を客観視すること、
多様な状況で場数を踏み胆力を養うことにそれなりの年月をかける必要がある。
私も若いころに比べれば、随分と生きるのが楽になったと感じているが、全てを受け入れるというには程遠い。
禅でいうところの「行住坐臥(全てが修行)」の精神で、今後も取り組まねばならないということだろう。
For the reasonable price, I was not expecting much. I am thrilled with this lamp. The base too is made well.