カプコンが
機動戦士ガンダムをベースに作った2対2のチーム型対戦アクションです。
登場MSはTVにて
機動戦士ガンダムに出てきたMS及びMAはほぼ全て使用可能で、連邦側は原作でのMSバリエーションの少なさを補うかのように08小隊から陸戦型GM及びガンダムが収録されています。
対戦システムはコスト制で両者使用しているMSが破壊されるとその使っていたMSに設定されているコスト分を総合ゲージから引かれ、コストゲージが先に0になった方が負けという仕組み。
よって性能が低いMSはその分コストが安く、性能の高いMSは逆にコストが高く設定されており、総合的に考えると対戦バランスもよくとれているかと・・・
隠し機体はMAシリーズ(ビグザム・アッザム・ザクレロ・ビグロなどなど)でアーケードにて出現したMAを自分で倒すと対戦モードのみで使用可能になります。
でもロード中に出てくるGアーマーは何故か登場しませんのでご注意を。
まず一つご注意。
本書は「コミック」のカテゴリーの商品となっておりますが、まんがではなく、マシンの設定及び解説書です。お気をつけ下さい。
かつて、
講談社ポケット百科シリーズでガンダムMSVシリーズの3部作が発売されていましたが(復刻版も06年に発売されましたね)、本書はまさにその復活版となっております。
大河原邦男氏による最新のガンダム一年戦争MSVの設定・カラー画稿に、かつてのストリームベース所属モデラー・草刈健一氏による解説、何より誌面構成が、かつてのポケット百科の丁寧な再生となっておりまして、オールドファン感涙必至!表紙の「テクニカル&ヒストリー」の一文に涙しないオールドタイプがいようか。
80年代のガンプラブームに身を置き、MSVの新製品を求めてプラモ屋さんに走ったという記憶のある方には自信を持ってオススメします。
最新版の書籍で昔を懐かしむという、奇妙な体験は楽しいですよ。
なお、巻末にコミック「ジョニー・ライデンの帰還」外伝が収録されておりますので、そちらのファンの方も是非。
ガンダム本体はエールやソードと全く同じです。1/144を大きくして色分けを細かくしてます。
メイン武装の
ランチャーユニットですが、ソードと違って色分けは かなり出来ています。アグニ(
ランチャー)の合わせ目消しは大変ですが、ソードに比べたら大分マシだと思います。
あとは、ビームライフルとシールドとアーマーシュナイダー(ナイフ)と、なぜかビームサーベルが付属します。
ライフルやシールドは付けなくていいから、もう少し値段を安くしてほしかったです。