ライブを重ね、バンドとしての表現力がより強靭になって表現される世界観。
前作と同じく、アコギ、
バイオリン、ドラムのみのシンプルな構成だが、よりそれぞれの役割が明確になり曲自体の構成もしっかりしたものになっている。
前作に比べ、bpmが早い曲やリズムが複雑な曲があるために多彩な印象を受けた。
且つ抑揚の中の熱であったり激しさの中の冷静さといった二面性の表現力が凄まじい。
ベースが無い中、強調される空白。
そして最後の曲のエンディングに入るベースの音はやはり照井さんらしい。
その普遍的な音から、ジャンル分けに困るだろうがこのバランス感覚は革新的だ。
このような本を待っていました。
「はやぶさ」でブームとも化した人工
衛星ですが、その仕組みをきちんと解説した一般書はほとんどなく、子供向け(宇宙飛行士、
スペースシャトルなどが主ですが)か、専門書しか存在しなかったといっても過言ではありません。
その中で、これは実際に人工
衛星を開発しているNECのチームによって書かれた一般向け書籍です。「
衛星はどのようにして作られるのか」、「どんな機能が、なぜ必要なのか」が平易に、かつ深いところまで説明されています。縦書きでありイラストも多いですが、そのような一見すると簡単そうな見た目とは裏腹に、マニアックな内容や最新の動向もふんだんに盛り込まれています。
衛星システム全体を俯瞰的に入門できる書籍に仕上がっていますので、超小型
衛星を作ろうという人たちや、
衛星による科学観測を行おうとする学生にとっての参考としても、十分役立ちそうに思います。