高野山金剛峰寺金剛流の人々が西国三十三所御詠歌を詠まれ、語りもすごく丁寧で、何回も聴くたびに心が洗われるようで、気持ちが清らかになったような気がしてとても良かったです。ご詠歌の伝統と重みを感じることが出来るCDです。立派な経本が付いているのが何よりも嬉しいです。
外国人が日本のどこに興味を持っているか、そして僕が見落としている日本を読むことが出来る。 県別で発行されている食堂と宿の宣伝ばかりのガイドブックよりもすばらしい。 まずは自分の町をチェックする(みんなやると思う) あ、載ってない・・・
最近ちょっと気になっていた空海の本を読み進めています。その中の一冊ですが写真も多く読みやすい一冊でした
声明(CD) 高野山金剛峰寺僧侶(奥の院、7/21/1993) 財団法人、ビクター伝統文化振興財団によるこのCDは四智梵語、心略梵語、不動梵語、唱礼、勧請、五大願、理趣経の全7曲の声明からなっている。これらの読経の意味は全く分からずとも、どれを聞いても深山幽谷に響くように心に深く共鳴する。 まだ見ぬ国、高野山奥の院の佇まいはかくもありなんと想像しながら聞いていると、1200年以上も前の弘法大師空海の面影が彷彿としてきて、とくに若い頃の紗門(修行僧)としての空海の悩み、苦悩、努力などが忍ばれる。現代に学問を心掛ける学徒たちにも勇気と力を与えてくれるだろう。 そうでなくとも声明は美しい独特のリズムやメロデイー、ハーモニーを持つ音楽そのものであり、腹の底から飛び出る声は聞いている者の身体を突き抜ける。これほど癒し効果のある音源は他にあるのだろうか・・・
日本仏教の声明が持つ音楽性を感じるCD。とは言っても曲ではないので、ただ静かに心を落ち着かせたい時に聴くのがいいだろう。私もそう言う気持ちの時に購入し、数年に一度は聴いている。
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