映画『タイタニック』にも出演したイ・サロニスティが、格調高い映画音楽の調べを披露してくれます。『カサブランカ』の『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』や、『ティファニーで朝食を』の『ムーン・リバー』には、もううっとり。知らず知らずのうちに銀幕の主人公になったような気分を味わえます。最後に収録された『タイタニック・メドレー』も嬉しいサービス。いろんなところで聴く機会の多い曲ですが、演奏者が変わるとこうも違って聞こえるのかと驚かされるばかり。まさに名曲の珠玉集です!
普通キャラソンは歌ってるキャラクターの内容に合ってるか合ってないかだけで重視されるのですが、この曲はマジメに名曲です。
バラード調の曲でキャラクターはおろか、
らき☆すたを知らなくても聴ける曲だと思います。
歌ってるのは島本須美さんで「風の谷のナウシカ」のナウシカ役をやってた大ベテランですね。
らき☆すたのキャラソンはコレかつかさの二択ですが曲だけで言えばこのCDが一番良い出来だと思います。
ちなみに2曲目は別の人が歌ってるんですが1曲目とのギャップがありすぎて笑えます。
帰る場所があるから安心して旅に出られる。
待っててくれる人がいるから帰らなきゃいけない。
RPGをプレイしていて街の防具屋の背景を真剣に考えたことなんてあっただろうか?
きっとないと思う、この本はそんな街の防具屋のお話。
ジャンルを率直に言えばファンタジーである。
でも魔法は出てこないし戦闘の描写も少なく、限りなく地味なファンタジー。
でも、人間模様の濃さはそこら辺のファンタジーの比じゃない。
防具屋"シャイニー
テラス"に訪れる個性的なキャラクターの視点ごとに章わけされている短編集。
正直読んでいて短編集という感じは全くしなかったが(良い意味でね)。
詳しく書くとネタバレになってしまうので一言だけ。
この本は暖かさで満ちている。
防具屋の女主人の無事を願う暖かさ。
冒険に出る人達の村人を救おうという暖かさ。
そして両者をつなぎ、命を守る大切な防具。
たとえ離れていても、ともに戦っている女主人。
この本の設定を読んで気になった人は買いだと思う。