赤いベロアのような素材の緞帳が囲むステージはまさに「劇場」。冷血の前奏が流れ始めると薄い透けたスクリーンに稲葉の目と閉じた顔(写真)が映し出されておりそのスクリーンのうしろに稲葉がいる。幻想的な雰囲気で始まったステージ、一気に稲葉ワールドへと引き込まれていく。スクリーンが消え客電が一斉に点き「 Here I am!」へ。一気に客はヒートアップ!「くちびる」では外人女性と半裸で絡む稲葉の画像がスクリーンに映し出され色気満点・・稲葉の歌い方もマラカスを振り、乱れながらsexyに歌う・・。“ようこそいらっしゃい”“今夜は宜しくど~ぞ”と軽く挨拶した後は「arizona」「Touch」と続き「眠れないのは誰のせい」ではジャジーな雰囲気、尻をたたきながら客を煽る。客席がざわつく中「光を~」と声だけで歌い出す「I'm on fire」稲葉を囲むろうそくのようなライトが歌をいっそう惹き立てていた。「 Soul Station」での「誰の言葉も届かない」という渾身の叫びが客の心をワシ掴む。「ファミレス午前3時」の前では一変しアットホームな一時。稲葉の笑える小話が客を和ませたあと、会場全員で歌う。 「おかえり」ではdoaの2人も加わりコーラスが効いた新曲を披露。「I AM YOUR BABY」ではギター&ハーモニカと自ら演奏しながら稲葉が歌う。ツアー終盤でお披露目となった新曲の「水平線」は「お願いどこにもいかないで~」と艶のある声がいっそう切なさを倍増させているように感じるメロディがとても美しい
バラード。ヒットシングル「Wonderland」を歌い上げ た後は“脂肪燃焼させましょう”と言ったあと「O.NO.RE」「CHAIN」「Seno de Revolution」「正面衝突」「AKATSUKI」怒涛のロックパフォーマンスがラストまで繰り広げられる。アンコールは「遠くまで」「愛なき道」ファンに人気のナンバーで締めくくった。
初のツアーでありながらそこは16年一線でやってきたアーティスト&ライブパフォーマー。そこらの若手とは貫禄がちがう。とはいえB’zの時のハデさや特効などは一切ない。だが稲葉というヒトリの人間の心の底、体の底から繰り出す漲るパワーと渾身の声、これだけで完成しつくされたステージは観るモノの心を離さない。必見!
この映画大好きでまだかまだかとBD化を待っていました。
映像はフィルムグレインがちょっと強いかなというところがありましたがさすが綺麗だわ!って感じです。
音声はワーナー初かどうかはわかりませんが、
英語にdts-MAが採用されています。これがうれしかったです(^^
特典に関しては劇場予告編以外は全て入っていました。(全てSD画質で)
ないよりはマシですね(^^;)