リンチの映画、です。
ツイン・ピークスを彷彿とさせます。
しかしこれは映画。まさに
ハリウッドを描いた映画。
リンチの力はもちろんですが、ナオミ・ワッツ、
ハリウッド女優の底力を感じられます。
映画のストーリーの理解は、1回見ただけではたぶん無理。
わたしは、ネット上の個人HPの解説を読んでようやく理解できました。
なんとなく理解できると、ますますリンチってすごい頭だと思います。
Blu-rayを購入する位なので、もちろん作品内容は★★★★★。
画質・音質が少し残念だったので
タイトルの★の数にさせて頂きました。
画質はBlu-rayならではの目を瞠るような向上は感じられませんでした。
逆にもうちょっとなんとかできたのではないか?と思う位です。
音質についても同様です。
(個人的に)この価格でこのクオリティーには、ちょっと満足できませんでした。
DVDで十分だったかな?という感じです。
メイキングが初収録。
2002年版DVDには収録されていたインターナショナル版予告とリンチ監督のインタビューが無くなっています。
■映像
:1080p Hi-Def/16:9 ビスタサイズ
■音声
:
英語(5.1ch DTS−HD Master Audio)
:日本語(5.1ch DTS−HD Master Audio)
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本編、47分17秒辺り「行き先はどこかしら」の後で一瞬画面がコマ落ちのように揺れる点について
メーカーに「旧DVD版では起こらないので、HD化の際に何らかの不都合があったのでは?」と問い合わせをしました。
以下がその返答です。
>今回の症状は制作上で発生したものではなく、マスターに起因したものになります。
>Blu-ray化にあたり、DVDとは別のHDマスター素材で作業を行っているので、
>DVDのコンディションとは異なる部分があります。
う〜ん、好きな作品なだけに、なんだか納得いかない回答でした。
ちなみに旧DVD版には【本商品は、リンチ監督が許諾したマスターをもとに製作しております】と
ジャケットに表示あり。
今回のBlu-ray版には、この表示はありませんでした。