幼稚園の理科教室で、
風力発電の話をする時に使いました。風力で電気が作れるのを子供たちはとても興味を持ってみてくれました。
ファミコンの音楽って耳に懐かしい。
”クラフトワーク”もテクノミュージックでありながらなんだか、アナログを感じてしまいます。
この『TechonoScape』にあらわれるコンビナートやダム、
風力発電、
東京タワーからも、それらと似たホッとする感じを受けるのが不思議です。
ここまで書いて、
「宮島達男 解体新書」すべては人間の存在のためにを思い出しました。あの人のアートもデジタルなのに、なぜか懐かしい。
いまの人類が滅びたとして、新しい人類がこのDVDにある建造物を見たとき、きっと宗教の匂いを感じることでしょう。
つまるところアナログを感じるというのは、その対象物の延長線上に自分を感じると言うことかも知れません。
ようやく昨日入手。
素人にもわかる類書がきわめて少ないため「これなら」と購入。
カラー写真が豊富で、とにかく楽しそう。
この楽しそうが一番。
細かな部分でわからない点も多いが、どうせ専門的な解説があってもわからないので、とにかくやってみろという意味に受け取る。
著者も「まったくの素人から」と言っているので、端から「無理」と思っていた自分に挑戦意欲を駆り立ててくれる。
以前買った「マイクロ
風力発電機の設計と製作」とを読み比べて、とにかく発電機だけでも作ってみようと思っている。
たまたま私の大好きな那須在住の著者、那須に行くと「この風をなんとか」と思うのは共通項か、そんな縁も感じる。
日本で
風力発電と言えば、文字通り「風まかせ」で不安定な
電源だとか、
ドイツでは固定買取価格が高すぎて不評、といった報道ばかりが目立ちますが、それにもかかわらず、ヨーロッパの多くの国では、
風力発電の導入が進んでいるようです。
ドイツでは、発電電力量の7.4%(太陽光を入れると12%)を占め、原子力推進派の
フランスですら、2.7%(太陽光込みで3.4%)あります。
日本はといえば、僅か0.4%。太陽光を入れても、0.9%となっています。
日本は、福島原発事故以降、産官挙げて、原子力発電の再開に躍起になっていますが、ふと気が付けば、
電源構成も、世界の中のガラパゴスになってしまっているかもしれません。
この本を読むと、望ましい
電源構成について、もう一度、検討してみることが必要だと、思われます。
1点、気になるのが、
風力発電の低周波問題です。今のところ、「健康に影響を与えている証拠はない」そうですが、著者も述べている通り、まだまだ継続的な
調査が必要でしょう。