Dead Kennedys 『Fresh Fruit For Rotting Vegetables』
1. Kill the poor
2. Forward to death
3. When ya get drafted
4. Let's lynch the landlord
5. Drug me
6. Your emotions
7. Chemical warfare
8. California uber alles
9. I kill children
10. Stealing people's mail
11. Funland at the beach
12. Ill in the head
13. Holiday in Cambodia
14. Viva Las Vegas
#1はもはやハードコア・アンセムともいえる曲。
ハードコア・アンセムのKill The Poorにしても
金持ちブタ野郎どもの立場になって
「貧乏人を殺してしまえ〜」と過激に歌っていますが
これはパラドックスです!
逆の立場で状況を語ることによって
より悲惨な格差社会への批判にリ
アリティを持たせています。
「富み」を持つものが「貧困に苦しむもの」に対して
思っていることなんて所詮この程度なのかもしれませんね…。(ロックフェラーやロスチャイルドなんてまさにそう!)
普段は
猫をかぶってお金を寄付したりしてますが
本性はその程度の人間なんでしょうね。
他にも"Let's Lynch The Landlord"(地主野郎をリンチしろ!!)など過激な歌詞が多くありますが
まさにアメリカの現実問題をPunkの持つ反骨精神で
ブッた切ったような名盤ですね!!
ジェロのまるで熱く燃えたぎるビート詩人のような歌に拳を振り上げましょう!
1982年発表の2ndアルバム。前年にリリースされた「IN GOD WE TRUST,INC.」と共に名盤!! ジェロ・ビアフラの唄い方が強烈です。演奏巧すぎやし一癖二癖では済まない曲者な楽曲もトラウマもんです♪
もちろん1stアルバムも名盤ですがハードコアパンクとしてのデッケネと言えばやっぱこの2ndアルバム。
「I FOUGHT THE LAW」を「I WON」って歌詞変えて歌ったビアフラもメンバーと曲の権利に関して裁判で争ったけど負けました。
デッド・ケネディーズ、初期のライヴ映像。しかしこのバンドの場合、もともと巧かったため、初期とはいえ雑なところは一切無い。演奏陣はあの練りに練った楽曲を完璧にこなす。ライヴならではを感じさせるのは、やはりジェロ・ビアフラの壊れっぷりであろう。冒頭を飾る代表曲「California Uber Alles」が始まった瞬間、紫のライトに照らされて笑みを浮かべるビアフラが見える。緑のゴム手袋をした彼の姿は変態そのものである。狂気のカリスマ、ここにあり。