ルパンやハイジやヤマトの有名どころから、レア方面では日本テレビ版「
ドラえもん」、山岡荘八原作の「
少年徳川家康」、完全に軍歌の「決断」、フォークソングなら「
さすらいの太陽」、ヒーローもののイメージが強い水木一郎で動物アニメ「ウリクペン救助隊」、三和銀行(古い!)のマスコットキャラアニメ「
ワンサくん」、
フランス革命アニメだからと歌手まで
フランス人の「
ラ・セーヌの星」、エマといっても眼鏡のメイドさんじゃないよ機関車だよ「
ジムボタン」、
タイトルだけで再放送されない「
ジャングル黒べえ」などなど、50もの名曲、珍曲が目白押し。
これ一枚(※)で懐メロアニメカラオケのスターになれます(※実際は二枚組です)。
テレビまんが主題歌のあゆみで飽き足らずこちらも購入しました。再放送でチョコチョコ耳にしてるのもあるのですが日本テレビ版
ドラえもんやジャングル黒べぇなど実に35年振りくらい?!に聴けて感激です。
ガンバの冒険が好きでエンディングが悲壮感いっぱいのイメージでしたがこのフルコーラスを聴いてようやく胸がスッキリしました、良い歌です。ルパンの曲はテレビまんが主題歌のあゆみとB面コレクションも同じ?!ルパン、ルパン・・・と連呼してる曲がない!その点とアンデルセン物語は男としてはズッコの歌(笑)が聴きたかった!B面コレクションとうたってますが放送中に切り替わった曲も欲しかった・・・で星ひとつマイナスです。新しい発見もあり内容は素晴らしいと思います、買って損はないですね。
今見ても驚くほど安定した作画、フィルムの状態も良好、長年しずかちゃんワカメちゃんの声として慣れ親しんだ「野村道子」の本当に若い時分のかわいい声、石森章太郎の少女まんがでは一番のヒット作でもあるエッちゃん、この現代版ざしきわらしのような少女が「
魔女っ子アニメ」のカテゴリーの下、なんとも自由きままなファンタジーとリアルな社会派の空気の中を飛び回る姿には後年の「
おジャ魔女どれみ」シリーズの源流を見ることが出来る、(どれみのシリーズ構成担当の山田氏が師と仰ぐ雪室氏が本作の脚本に参加しているのも偶然ではあるまい、)惜しむべきは放映の途中打ち切りにより、最終回が制作されていない事、またパイロットフィルムおよびTV未放映話数のフィルムの所在が明らかでない事、(東映を飛び出す直前の宮○駿氏が最後に担当したというシーンの気のはいってないやっつけ仕事ぶりも残念、あそこは作品を作る場所じゃ無い、と言って抜け出した彼が最後の最後に作品としての取り組みをしなかった事が後年彼が大成しても常に識者には馬脚を現すことの原因ではないだろうか?)
このまま「幻」になってしまうにはあまりにも惜しい、
エッちゃん、いつかきっと「エヘっ帰ってキタダヨ!」ってその可愛らしい姿を見せておくれ。