1987年リリースのミックジャガーソロ名義の2作目・・・バンドの一員としてのジェフベック(G)が楽しめる珍しいアルバム(笑)。このお盆に、実家の棚から何気なく選んで聴いたのがこのCDで、当時聴いた印象よりもかなり良かったんだなあこれが・・・今から20年前でしょこの音、いやあカッコいい!!ジェフベック(G)・サイモンフィリップス(Dr)・ダグウィムビッシュ(B)・G.E.スミス(G:ホール&オーツの人だよね!)・フィルアシュレー&リチャードコトル(Key)というバンドスタイルでこのアルバムを制作しているので、一本筋が通っている印象でした・・・ジェフベックのプレイは、基本的に地味なのでちょっと勿体ないかなあというのも正直な所!とは言え、ミックジャガーのアルバムにフルにジェフベックバンドが参加しているようなもんですから、そりゃ豪華の一言でしょう!!私的にはミックジャガーに思い入れはないのですが、こういうアルバムをサラッと制作してしまうのは本当凄いと思います(ストーンズのボーカルでしょ、笑)・・・当時売れっ子だったユーリズミックスのデイヴスチュワートが4曲プロデュースしている事も、このアルバムのポイントになっています(さり気ないアレンジがカッコいい!!)。曲全体の雰囲気としては、MTVにのっかりやすいまさに80年代と言った感じ・・・でもミックジャガーが歌ってないと、話題にもならなかったかな曲調か(笑)。あらためてクレジットを見ると、アディショナルミュージシャンとしていろんな方々が・・・リズムギター:ジミーリップ・デイヴスチュワート・ヴァーノンリード、グレッグフィリゲンス(Key)・デヴィッドサンボーン(Sax)・オマーハキム(Dr/どの曲なんだろう?)・知らないけどディーンガルシア(B)等が名を連ねています。デヴィッドボウイは「LET’S DANCE」だったけど、ミックジャガーは「LET’S WORK」かあなるほど・・・意味のない〆でした(笑)。ジェフファン・サイモンフィリップスファンも、是非押さえておきたいアルバムですね!!
Carly Simon は、コール・ポーターがうまい。<2> Ev'ry Time We Say Goodbye のアレンジのユニークさに、思わず笑ってしまった。<3> Lili Marlene は原曲に数小節足して歌っているのが、非常にうまい。上記2曲はいずれもリズムに凝っている。とくに、<3> は素晴らしい。あとの曲は映画音楽集という感じなので、あまり期待しないで買ったほうがよいと思う。私は期待せずに買ったが、非常に気に入った。星5つあげたいが、
ムーンライト・セレナーデ(2005) に比べると、凝り過ぎているので星4つ。「意味ありげに歌われる」各曲の解説を詳しくライナーノートに書いて欲しかった(...というか、解説はおまけの CD - ROM にあるのかも。しかし、見られなかった)。
既に「過去の人」となった、二人の老芸人が、「懐かしの」の企画物で、一度だけ、再びコンビを組む事になった。だが、過去からの確執や意地の張り合いゆえに、やっぱり、コントは難航する。そして、二人には、驚きのラストが〜と、いう話。
登場人物のウィリーとアルは、一癖もニ癖もある人物。
攻撃的なウィリーに、穏やかなアルという組み合わせなのかと思いきや、そうではない。アルも、かなり攻撃的だ。唾を引っかける・指で胸をつつく。そして、「狂ったシラミ野郎」とか、「イカレ野郎」とか、結構言う。
見てみれば、神経質タイプのウィリーは、ぎゃあぎゃあと五月蝿いだけで、あまり周囲に、その怒りを深刻に受け入れられていない。実は、弱いタイプの男なのかもしれないと、思わせる。手のかかる子供のように思われて、周囲もあまり怒らない代わりに、結構あなどっている。そこが、ウィリーの本当のいらつきの原因なのかもしれない。
そして、一見地道っぽいアルは、かなり頑固。ラストで、長々と昔の芸能人仲間の事を、誰も聞いていないのに、くっちゃべっている所なんかを見ると、本当は、相当に付き合いにくい人間なのでは無いか、という気がしてくる。だから、娘の家族と別れて老人ホームに入る予定というのも、本当は、家の中で、浮きまくっているからなのかなあ…という気がする。家族と一緒に居ても、アルは孤独だったのかもしれない。
そういう孤独な者どうし、再会しても、分かり合えそうで、どこか外している。
笑えるのだけれど、人生の苦さも感じさせる戯曲だった。
この作品、「ジュラシック・パーク」の便乗作品とのことですが、作風は全然違います。まず、
恐竜の捕食シーンがやたらとグロい。
恐竜は全編にわたって恐怖の存在として描かれています。ストーリーも暗く、救いのない結末になっています(ネタバレになるので、具体的には書きませんが)。とりあえず、
恐竜大好きなチビッ子たちには絶対に見せない方がいいですね(笑)。純粋なモンスター・パニック映画として大人が楽しむものですね、これは。
初代ボーカルのボビー・キンボールは、初来日公演の時にはものすごく下手でライブ盤発売予定もお蔵入りになってしまったという話もありました。このライブでのボビーは上手いです。初期のTOTOが好きな私にはボビーのボーカルはしっくりきます。選曲もなかなかです。
元々スタジオミュージシャンの彼らのライブパフォーマンスはイマイチの感がありましたが、このライブはへんな演出もなく好感が持てます。
今まではボーカル、コーラスをとっかえひっかえして苦労していましたが、今回はコーラスにも力を入れているようで、コーラスの再現は見事です。そしてスティーブ・ルカサーのギターは相変わらず上手いです!!
ドラムはやはり、ジェフ・ポーカロの方が好きですが、元ハードロックバンドのドラムスだった名残を感じるサイモンの力強いドラムも悪くはないです。TOTOの曲にツーバスなんて。。。
音質もDTSで悪くなく、最近では久し振りの買いの1枚だと思います。