最終話まで視聴。このレビュー主は1990年生まれで1980年代のゲーム業界のことはリアルタイムで把握していない。
しかし、ファミコンから今の次世代機に至るまでゲーム機には触れてきたつもりなのでその点を踏まえて見ていただけるとありがたい。
少しネタバレを含むかも知れない。
本作は2013年10月に放送された、1983年から2013年に至るまでのゲームの歴史にゲーセンを営んできた青年・渡辺礼治とその仲間である木戸と高野の成長物語を絡ませた深夜ドラマだ。
様々なゲーム会社が協力していただいたため、色々な実在するゲームが登場するが主に、
『ゼビウス』、『ポールポジション』、『パックマン』、『
ドラゴンクエスト2』、『コラムス』、『スーパーマリオワールド』、『ファンタジーゾーン』、『ストリートファイター2』、『
バーチャファイター2』、『トゥルー・ラブストーリー』がストーリーに絡んでくる。
特に『ゼビウス』に関してはこのドラマのキーポイントとなっている。
さらに当時流行だったものやその時代に起こったことが描かれている。
分からない部分はドラマ公式サイト下部の『きょーくん&きょーちゃんのノーコン・キッド必勝法』というページに放送された話の小ネタの説明がされているので、チェックしてみるといいだろう(もしかしたら、この作品のBOXに同封されている『ノーコン・キッド必勝法』に書かれているかもしれない。購入次第追記したい)
個人的にはナムコが直営
店舗などで配布していた小さなゲーム攻略本『豆本』の存在には驚かされた。
私のように「へー!そうだったのか!」と思わずにはいられないネタがあなたにもあるかもしれない。
ドラマの内容は主に当時では革命的だった『ファミコン』というゲーム機が登場する前の、ゲーセンが流行していた時代にスポットが当てられている。
つまり最近のゲームに関しては殆どと言って登場しないので、ファミコンゲーマーだった頃のあなたならきっとニヤニヤする要素があるかと思う。
そして礼治と木戸、高野の関係の物語はゲームを通じて仲間意識を高めたり、関係にずれが生じたりする。
礼治が言う「ゲームを通じて仲間が出来た」というのはこのドラマで伝えたいメッセージなのかも知れないと思っている。
そう、ゲームを通してコミュニティを築き上げることが出来るのだと。
ゲームは一人でやるものではなくて皆で楽しんでやるものなのだとドラマ
スタッフ達はそう伝えたいのだと。
私はそう感じたのだが、何か間違っているだろうか?
全体を通して、ゲームで仲間が出来ると言う事を訴えたいドラマでもあり、ゲームの歴史を学べる作品かと思う。
ただ1話30分なので、魅力を伝えられるゲームが限られてしまうのが残念だが、ゲームの本数はありえないほどあるのでこれくらいがちょうど良いかと思う。
1980年代ゲーマーなら過去を振り返り懐かしいと感じるし、最近のゲーマーなら昔のゲーマーは当時このような作品で熱くなったのだと分かるだろう。
もちろんゲーマーじゃない人にもゲームの歴史を見てもらい、新たにゲーマーになって欲しいと思うので是非見てみて欲しい。
ソウルセットの音楽の集大成的な内容だと思います。スケールの大きな佳曲が並んでいます。長い間かれらの音楽を聞いてきましたファンとしては嬉しい内容でしたが、
それに反して
ジャケットが良くないと思いました。くどいし、なんだか安っぽいです。9 9/9やJr.のころはパッケージから色気が溢れまくってました。20年の記念碑的アルバムとの位置づけなのに残念です。
ただもっともっと評価されていい、素晴らしいアルバムだと思います。なので、★を3つにしました。