このドラマ。確かに、視聴率も良くなく打ち切りになったし、後半以降のドラマづくりも、いい加減な部分もあったことは事実だけど、第1回からもう一度視てみると、そんなに皆さんが言うほど、悪いドラマじゃ無いと思います。「食」を通して、今の我々が忘れかけていた事を、再認識させてくれた所も少なくなく、感動的なシーンも沢山あるドラマだったように思います。結局、打ち切りが決まった為に、どうでも良いって感じの終り方をしたのは、不運としか言えないですね。何より、主演の
堀北真希は大健闘だったと思います。今までの彼女の、おとなしいイメージを一新して、前向きで、決して諦める事をしない、力強いヒロインを見事に演じていました。悪い部分ばかり視るのではなく、そういった部分も、愛でるべきではないでしょうか?私、個人的には、気にいった作品であり、キャラクターでした。皆さんは、如何でしょうか?
ドラマのサントラとしては、完成度の高いCDだと思います。山下康介氏の楽曲は、どれもスケールも大きく、また大変繊細な作曲技法で、まるでクラシック音楽の小品を、聴いているような感じがする。神楽アカネとそのドラマを見事に音化している。オーケストレーション(オーケストラ用の編曲)も、本格的で素晴らしい。サントラとしての視点から離れても、充分に鑑賞に耐えるアルバム。ただ、一つだけ残念なのは、あのオーブニングの
タイトル曲が、作品編成上の都合で、収録されていない事。私個人は、この曲を楽しみに買ったので、それだけが残念です。星は4つにしました。
タイトル曲があれば、文句なく星5つ。その他の曲は、収録されています。
生きていると、いろんなカタチの『SAYONARA』があります。
その、ひとつひとつに、たとえ時間がかかっても、『ありがとう。』って
言えたら、すてきですね。
あたしは、レンジのMC3人が書く
バラード系の曲の “詞” が好きです。
優しくて、キレイで、切なくて、あたたかい…「美しいコトバ」が、そこにはあります。
いまは、その繊細なこころに、ポッカリ穴はあいてませんか?
その、“こころ” が、すりきれてしまわないように。
大切なものを見失ってしまわないように。
ゆっくりと時間をかけて、自分たちの好きな作品をつくっていって下さい。
堀北真希と
黒木メイサの私生活をホームビデオで撮ったような・・・
そんな作品です。場所は学校の屋上と海岸。
状況設定だけして、台詞は全てアドリブという、どこかで聞いたような
作り方をしています。が、この場合成功しているのでは無いかと思います。
なぜなら、二人の女優の性格がそのまま表われているような感じがするから
です。それは錯覚かも知れませんが、そう錯覚させたのなら、それは監督の
勝ちですから。(なんてね)