PSP版プレイ済です。

やはりPC版は画面が大きくなったのですごく綺麗です。PSP版で少しネックだったロードもないし、簡易保存なども簡単でシステム周りは快適です。 ただインストールには結構時間かかります。

変更点として弐号ルートが追加されたので1章などに選択肢が増えたりしています。 まだ一人も攻略してないので攻略制限などはわかりませんが…。
今のところ特に不満もなくプレイできています。

弐号攻略したので追記。

元からいる攻略キャラに劣らぬいいシナリオでした。
あと,フルボイスだと本当にいいですね!「あ,ボイスなしか…」と途切れることなくすんなりプレイできます。
起動したあとにもおみくじがあったり,細かいところも凝っていて,楽しいです。
「ト書き飛ばし」機能が個人的にすごく便利です。セリフのみでも充分楽しめます。

前巻の最後で大きめのミッションが終わり、ぞんざいズはまったりしつつも
新しい冒険へと向かっていく巻です。

今巻では前回関わったルーフェリア神殿絡みのイベントと、同様に
前回に知り合ったちみっ子王族・ホーリエルに関わるクエストの
二本立てとなっております。
前者のクエストでは、このシリーズで初めての即死攻撃持ちの
蛮族が登場し、ぞんざいズの面白い反応を楽しめます。

後者のクエストはメッシュ絡みのイベントとなり1巻でのジークと
メッシュの掛け合いを複線とした意表を突く展開を楽しめます。
他の方のレビューでも言及されてますが、この作品のGM（作者）は
取りこぼしがないというか作中の要素を上手く絡めたマスタリングが
秀逸で、何度も読みたくなる独特の楽しさがあります。

NPCキャラの個性もそれぞれに味が有り、ぞんざいズの強烈な
個性が独りよがりになることなく噛み合っているのも魅力の一つだと
思います。

また今巻ではホーリエル、ルー、リアと、嗜好が中年・動物好みの
今GMにしては女の子NPCの登場率も高く（ルーとリアは前半に少しだけの
出番ですが）、今までよりもやや華やか（？）となっております。

華やかさに興味のない方でも、いつも通りのテンポの良さとやや
ブラックなコメディなど、安定した面白さがありますのでお勧めです。

柏木ハルコ「失恋日記」を読了。作者の花園メリーゴーランドを読んで以来、心に引っかかっている作者。本作も一筋縄ではいかない作品ばかり。ラストの作品が一番良かったな。本作にも柏木ハルコの世界が詰まっています。