元DYING FETUSのメンバーを含む四人組のRELAPSEに移籍しての二作目。いわゆるニュースクール・デスの典型的な音だが、質はとても高い。
図太く硬質なギターとベースにスロー、ミッド、ファストとめまぐるしい展開をするリズムが加わり、ツイン・ヴォーカルは社会的な歌詞を強く訴える。カチッとしたドライな音で、変なおどろおどろしさがないことや、高い演奏力のためとても気持ちが良い。何とも爽快な作品だ。
デス、ハードコア、グラインドといったジャンルに関係なく、激音好きには充実の一枚。ラストの日本盤
ボーナスは今は亡きNASUMのカバー。アッという間に終わるのだが・・・(笑)。
最近はとんとご無沙汰なロブ・ライナー監督、スティーブン・キングの量産された映画化作品の中でも数少ない成功作と言われています。ひとえにミザリーを熱演しているキャシー・ベイツの存在がモノを言ってる感じ。原作はもっと残酷な話なのですが、アメリカ映画のモラルがそれを無視してしまっているのが残念。キモチはわかりますが・・・しかし、原作通りのハードな描写があればもっとカタルシスを感じられたのにと残念。