実質このドラマをはじめて見たのであれば、文句無く5つ星をつけます。 では何で3つかと言うと、私ミュージカルを
ロンドンの舞台で見てから、このDVDを買ったんです。ミュージカルをドラマ化したものと思いきや、全く違うものでした。メインテーマ曲の「Fame」が出てこなかったら、同名の別のモノだと思うところでした。 ミュージカルで言うところの「Hard Work」やTyroneが
英語が読めなくて授業中に怒られるシーンなどはかぶっているのですが、殆ど別物として捉えた方がいいと思います。 登場人物の名前も全く違うので、Tyroneはいないのですが…。 ですから、お勧めは?と聞かれて、ミュージカルを見た人にはお勧めはしませんが、星1個でない理由は、全く別物としてみても面白い内容で音楽も良かったからです。
ドラマというよりは、何となくドキュメンタリーの様に学生の生活が描かれていく。それぞれが、違う分野の中で学校生活を頑張るけれど、仲間に入りきれない者、一風変わった者、イケナイ写真を取られてしまう者。
サクセスストーリーをイメージして映画を見ると、拍子抜けしてしまうかもしれないけれど、ドキュメンタリーをイメージして見ると楽しめます。
本作を観ると、青春の輝きとつらさの二つを感じさせられます。そして、自分にもまだそんな感受性が残っていたと思って安心します。内容については、現代でも通用すると思いますが、真面目過ぎ、と思う方もいるかもしれませんが当時の時代を反映していると思います。
さて、本作に関しては、DVDとBlu-rayが発売されていますが、なぜか、販売価格が複数あります。DVDは1,998円ですが、Blu-rayは1,487円と4,839円の二種類があります。間違って高い方のBlu-rayを買わないように気をつけてほしいと思います。(また、これらについてレビューもそれぞれごとになっています。Amazonで販売される映画ソフトの場合、DVDもBlu-rayも評価やレビューがごっちゃになっていることが多いのですが、なぜかこれは別々になっています。)
DVDとBlu-rayを比較すると、画質に関しては、Blu-rayはDVDより無論上です。画面が明るく色が綺麗です。しかし、デジタルで撮影された最新のBlu-ray画像に比べると見劣りします。DVD版を持っている人がわざわざ買い換える程かと言うと正直ビミョウです。又、特典内容も全く一緒です。
残念な点としては、吹き替え日本語音声が無いことです。日本語音声で映画を観ながらコメンタリーを字幕で楽しむことは出来ません。