リバース・ワールド・ツアー~ライヴ・イン・サン・パウロ~
2001年12月15日、サンパウロにて収録された2枚組ライヴ盤。2003年発売。
これまでライヴ・ミニ・アルバムとかアコースティック・ライヴとかはあったが、フルのライヴ盤は本作が初めてとなる。
エドゥの歌声はアルバムより凄い。演奏陣も明らかにアルバム・ヴァージョンよりハジけている。にもかかわらず、プレイに一糸の乱れもないのはさすが。
内容的には当然「Rebirth」からの曲に重きが置かれているが、アンドレ時代の旧作からの代表曲もバランスよくプレイされている。
エドゥも特にアンドレを意識することなく(もちろんメロディ・ラインなんかは忠実だが)、あくまで自身の歌唱スタイルを貫いており、よく知ってる曲のはずなのになんか新鮮(笑)
disc-1:#4 "Angels cry" の間奏部で聴けるエドゥの中音域は鳥肌もの。
"Nothing to say" や "Carry on" の、終盤の転調をものともせずどこまでも伸びやかなハイトーンで歌い上げる様は感動的ですらある。
リバース・ワールド・ツアー~ライヴ・イン・サンパウロ [DVD]
バンド解散の危機から強力なメンバーを加入したことにより、今までのアングラの音楽性を引き継ぎ、再生をなしたアングラのライブ映像は涙ものです。ギタリストであるキコ様の超絶テクは語るまでもないが、その横で華麗なツインリードをこなすラファエルさんもかなりクールです。新たなヴォーカリストのエドも昔からの名曲を歌い上げる歌唱力を持っており、とにかくバンドの演奏レベルが半端じゃないので興味を持った方は是非チェックしてみて下さい。
また本編のみならず様々な特典映像も含まれており、ファンにはたまらない作品だと思います。
サンパウロ/リオデジャネイロ/マナウスに暮らす(地球ライブラリー)
少々“やすい”、製本にお金がかかっていない感のある本ですが、これからブラジルに駐在される方、現地採用で赴任される方、頻繁に出張される方にとって必携の書ではないかと思います。 痒いところにも手の届いている、とても親切な内容でした。
2008年刊ですので、そろそろ増補版が必要になってくると思います。